前回からの続き・・

 

 TODAY'S
 
#最初に連絡したのは元カレだった!!

告知されて、誰にも電話もせず、一人、家に帰った私。
 
家に帰っても、しばらく放心状態だった。
涙もでない。自分が癌という実感もない。
 
だって、身体はピンピンしている。
がんの告知の前日まで、私はいつも通り
肉をステーキ食べワイン赤ワインを飲み
騒いでいたのだ。
 
ただ、窓から見える景色が、本当にモノクロに見えた。
サバイバルゲームの中に一人放り込まれたような・・
 
「こんなに沢山、人がいるのに
なんで私が?なんでこの年で?」
神様。私は何か悪いことをしたのでしょうか。
 

家族や恋人、親友に伝えなきゃと思ったえーん

声がうわずってないか。
 
明るい声が出せるか。ちょっと確認し携帯を手に取った。
 
 
そう思って、電話をしたのは、、、
無意識のうちに、昔の恋人の連絡先を押していた・・
 
最近は、ほぼ連絡してない。というか
特に思い出すこともなかった
元カレガーン
 
家族でもなく、親友でもなく、現状の恋人でもなく
元カレ・・・なんでだろうか。
今考えると、程よい距離感があり、信頼できる人。
 
そして、私をよく知っている人に最初に話したかったのだと思う。
 
(※案の状、その後、数日後に電話をした家族は
絶句で泣いていたし、親友は嗚咽してしまった💦)
 
昔の恋人は、数ヶ月ぶりに連絡をよこし
 
挙句に「癌になった」
とだけ告げる私に
冷静に淡々と対応をしてくれた。
 
 
「病名などが書かれた告知の紙」
を写メでおくってほしいといわれ
言われるがまま、写真をとり送った。
 
その3時間後、知り合いの医者に連絡を取って相談をしてくれ
若年性の乳がんに力をいれている病院を
ピックアップしたリストが送られてきた。
 
病院病院選びは病院
 
物申す癌の標準治療はどこも変わらないから、通いやすい所の方がいい
 
物申す若い患者がいるところの方が、話し相手ができるかもしれない
 
物申す君は食事や味にうるさいので、食事がおいしい所の方がいい
 
物申す今、あれこれ考えても、詳しい検査をしないとわからないから
思い詰めても仕方がない
 
と、そんな言葉も添えられていた。
 
そんな冷静沈着なところが
けんかの原因になることもあったが
 
今は、ありがたい。
 
もつべきものは、冷静でやるべきことをこなしてくれる
 
元カレだ
 
心からそう思った。
 
ちょうど、明日から土日だ。ゆっくり考えよう。
 
続く・・
フォローしてね…
 

私がデザイナーのブランドKISSMYLIFE

がんのケアや、介護が必要な人へ。

ファッション性を兼ね備えたケアブランドです。

 

治療中こんなのがあったらよかったな~

を形にしました♡

是非見てみてね↓↓