望診カウンセリングのご感想
6月に入りスーパーにも梅がたくさん並ぶようになりましたね。
梅仕事の季節、本格的に到来
もう梅仕事はされましたか?
5月に投稿した記事の続編になりますが、
こちらの記事では【梅肉エキス】について書いてみますね。
梅肉エキスってご存知ですか??
その名の通り、梅肉のエキスですが(笑)、お家に常備しておきたい心強〜い味方です
梅仕事シリーズはこちら
梅肉エキスは、市販のものもたくさん売っていますが、
やっぱりお家で作ったものは格別ですよね。
ということで、昨年仕込んだ時のことを振り返ってみます。
青梅をじっくりと煮詰めてつくる梅肉エキス。
梅の有効成分がギュッと凝縮されていて、食べる薬といわれることもあります。
殺菌作用や解毒作用があるので、腹痛や下痢・食あたりなどお腹の様々な不調に有効です。
幼い頃、祖父母が梅肉エキスと常備していて、お腹の調子が悪くなると、
爪楊枝の先にちょんと梅肉エキスをつけて、舐めさせてくれました。
思い出の常備薬です(^^)
材料は青梅しかなく、何かと混ぜるわけではないので、青梅の量は目安で大丈夫です。
昨年は500gくらいの梅で作って、40gの小瓶の半分くらいの量になりました。
おそらく完成した量は20gくらいだったと思います。
500gの青梅が20gに・・・
出来上がりの量にびっくりしますが、それだけ凝縮されていると思うとすごいパワーですよね
それでは、梅肉エキスづくりを振り返ってみます〜
①ひたすら青梅をすりおろす
まずはよく洗って水気を拭き取り、へたもとった青梅をひたすらすりおろしていきます。
ひたすら、すりおろす。
ひたすら、すりおろす。
です。笑
青梅がかたくて、このすりおろす作業が一番の難関でした。
正直、ここで心が折れそうになりました笑
だけど、こうして自分でもつくってみるからこそ、市販品の価値も分かりますね。
この作業はみんなでワイワイやることがおすすめです
②すりおろした梅肉エキスを絞る
絞っている写真は撮るのを忘れてしまったのですが、
命懸けで(笑)すりおろした青梅をカーゼに入れてエキスを絞り出します。
すると、こんな風に鮮やかな青いエキスがたっぷりと
“梅”というと、紫蘇でつけた赤い梅干しのイメージが先行するので、
こんな風に青々とした梅のエキスを見るのは新鮮ですよね。
そして、この時は、
“結構たくさん出来上がるのでは!?”なんてうかれていたのでした
②絞ったエキスをコトコト煮詰める
まずは中火で火にかけます。
沸々としてきたら弱火にして、木ベラで焦げないようにかき混ぜながら、
じっくりじっくり煮詰めていきます。
こんな風に、じっくりじっくり煮詰めていきます。
たっぷりあったエキスはどこへやら?とやや寂しい気持ちにもなりつつ、
どんどん凝縮されていく様子にも魅了されます。
焦がさないように煮詰めていくのがポイントです
そして、ヘラで混ぜているときに鍋底が見えるくらいトロッとしてきたら完成です
“梅肉エキス、鍋に残ってる⁉︎”と思うくらい希少な量ですが、
粗熱をとって、しっかり消毒した瓶に詰めたら、お手製梅肉エキスの完成です♡
こうして梅肉エキス作りの工程をみてくると、
この少量の梅肉エキスにどれだけのものが凝縮されいるかがよく分かりますよね
東條百合子先生の『家庭でできる 自然療法』によると、
「伝染病のはやる時は梅肉エキスを飲んでおくと感染しない」
のだそうですよ。
そして、
「陶器やガラスの容器に流し込み密閉して保存しますと5年でも10年でも保存でき、
古くなる程効くようになります。」
とのことです。
手間がかかるものですが、一度つくったら何年も保存できるのは嬉しいですよね(^^)
そして、何より、こうしたものが身近にあると心強いですよね。
私は、
お腹の調子がイマイチだなぁと感じたときにぺろっとひと舐めしたり、
風邪をひきそうだなぁなんていうときに、耳かき1杯程度の梅肉エキスをハチミツとお湯で割って飲んだりしています
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