望診カウンセリングのご感想
“健康によい”と言われる食事をしているのに、
なぜかお腹の調子がよくない・・・という方。
もしかするとその不調、
“お腹に良い”、“お腹の善玉菌を増やす”と思って意識的にとっている食材が、
お腹の良からぬ場所で菌を増やしていることが原因かもしれません
今は“腸活”という言葉もよく耳にすることがあり、
腸に良い食事も色んなところで紹介されています。
けれど何事も、「自分の体に合っているか」が大切です
世の中で体によいと言われている食材だったとしても、
自分には合わないということもあるんですよね。
私もそれを実感した一人でして、、こちらの本が面白かったので、
今回もこちらの本を参考に「腹痛」についてみてみたいと思います
ご自身の体を見つめる選択肢の1つとして、一緒にご覧頂けたらと思います(^^)
私たちの体にとって欠かせないエネルギー源である糖質。
けれど“ある種の糖質”は、栄養を吸収する場所である小腸で、
吸収されにくい性質があるのだそうです。
そして
この吸収されにくい糖質によって、腹痛を起こることがあるのだそうです。
“一般的に体に良いといわれているから”というだけで、
一般論を過信して、摂り続けていませんか!?
“ある種の糖質”とは「FODMAP」と言われ、小腸で吸収されづらい4種類の糖質のことを言います。
このFODMAP食をとった際に、腹痛を起こす場合があるというわけです
FODMAP食が腹痛を起こす原因①
小腸で吸収されづらい糖質を摂った場合、小腸の中に吸収されない糖質がどんどん増えていきます。
すると、
小腸には増えた糖質を薄めようとして体内から大量の水分が引き込まれます。
その結果、
小腸が水浸しの状態になり、この水によって腸が刺激されて、
お腹がゴロゴロしたり、痛みが出たりします。
また、
水が増えるので下痢にもつながったり、
水が大量にたまることでお腹がパンパンになったりもするそうです。
FODMAP食が腹痛を起こす原因②
小腸でほとんど吸収されなかった糖質は大腸にまで到達します。
すると、
本来、大腸に届かない方がいい栄養が大量に大腸へ届くことで腸内細菌のエサとなります。
そして、
大腸に届いた糖質と腸内細菌で異常な発酵を起こし、過剰なガスが発生します。
こうして、
過剰なガスでお腹が張ると腸の周りにある神経がそれを感じとり、
その刺激が脳に伝わってお腹のさまざまな症状を生むのだそうです。
もしこのような状態に心当たりがある方は、
小腸で吸収されづらい高FODMAPの食事をできるだけ避けてみましょう。
小腸に中にある吸収の悪い糖質を減らすことで、お腹の調子が改善されることがあるのだそうです。
私自身の体験談としては、
「玉ねぎ」がお腹の調子を乱す原因になっていたかなと思います。
“玉ねぎは腸内細菌にとってよい”という情報を妄信しすぎてしまい、
お腹の調子がなんだかよくないなぁと思っていても摂り続けていました。
むしろ、自分が知っている情報だけを鵜呑みにしていたので、
玉ねぎが私にとっては不調の原因かもということを
考えることすらできていませんでした。
でも、
もしかしたら玉ねぎが体に合っていないかな??と気づいて、
玉ねぎを減らしてみたら、調子がよくなりました
玉ねぎだけではなく、
他にも私にとっては好ましくない食材があると思うので、
引き続き体の観察はしてみようと思っています。
お腹の不調を感じたら、
気持ちが焦って健康情報を探したくなることもあると思いますが、
自分の体の声も聞いてみるということも忘れてはいけないですね
ご紹介している本でも、
腸活よりも腸に耳を傾けることが大切というニュアンスのことが書かれていました
FODMAP食については、
江田さんの本の抜粋がコチラのサイトに書かれていましたので、
気になる方は本と合わせてみてみてくださいね
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