発酵 という言葉に出会って、
こんなにも惹かれたのは なぜだろう？
ってちょっと考える機会がありまして。
主人と一緒に 東京に引っ越すことにまでなっちゃったし（笑）
なんかね、今までの私のあり方が
【人と比べてどうか】
の世界だったんですよね。
考えてみれば、現代の日本が
まさしく 競争社会だと思うんです。
成績 とか 運動会の徒競走とか 偏差値とか
（ちなみに私、体育が超苦手で100メートル20秒で走ります、笑）
ちっちゃな頃から、比べられる場面って多いですよね。
成人して 社会に出れば なおさらのこと。
【負けたくないっ！】という気持ちが と～っても 強かった私。
←遠い目人一倍勉強したり、それによっていい成績をとったり
成果を上げることで
「誉められる」ことが最上の喜びだったんです。
『負けちゃいけない、勝たなきゃいけない～！』ってね。
（もちろん、努力する、がんばるってことは必要なことです。）
でも、私の場合は
それは 自分のために～ではなく
『人からの良い評価をもらうため』 のものだったので
そこに 私 が 私のありのままであることを 打ち消しちゃってたんですね
私は 私のままでいい。
私は 私のままで 大丈夫。
って 思うまでに ずいぶん長いこと 時間がかかりました
競争しない世界。共に生きる共生の世界。
これって まさに 発酵 の世界なんですよね。
微生物たちは
喧嘩することなく うまく調和しながら 発酵させてるんです。
自分の発酵のステージが終わると、いさぎよく
次の発酵菌に 明け渡してしまうの。
例えば 乳酸菌が 乳酸発酵を終えると
次は 酵母菌にバトンタッチして アルコール発酵が始まる、というように。
私が考える、これからの日本の社会 と 自分のあり方。
これが 発酵の世界と 合致していたんですね。
人と比べず、競争せず。
自分らしく、楽しく生きる。
自然と調和し、ありのままに生きる。
みんなで手を取り合って、みんなで豊かになる。
みんなで 幸せを 分かち合う。
みんなが 幸福で、健康で、笑顔のあふれる
そういった社会を 作っていきたい。
だから 私は これからも 発信していきます。
