おはようございます。

 

太魯閣国際ヒルクライムまで、
毎日カウントダウンイラストに中国語を交えてツイートしているのですが、

昨日は、「我走了(いってきます)」とつぶやいたあと、



東京ヒルクライムOMIステージを走って女子総合優勝しました!

この大会は今年から開催されたもので、

初めて賞金を獲得した東京ヒルクライムOKUTAMAステージのシリーズ戦です。

あ、OKUTAMAステージでは3位で表彰されたのですが、

表彰式に現れなかった2位の方が男性だった(!?)ことが判明して、
女子総合2位になりました(笑)

3位で表彰されたときは、

「まあ、疲れが溜まってた割にはよかったかなあ?」程度にしか考えていなかったのですが、

2位になった途端、

「今年、順位つくレース(※)全部2位じゃん…」と、なってですね。
おおつち新山高原ヒルクライムOKUTAMAステージ
 

「万年2位のイメージつく前に!」って、
そこからエントリー出来るレースを探していた時に、

バイシクルクラブ連載「やっぱり坂が好き!」でお世話になっている
カメラマン小野口さんと担当ハシケンさんが行くというので、
「じゃあ、私も出ようかなあ…」と出場を決めました。

OKUTAMAステージのアットホームな感じもすごくよかったし♡


そしたら、なんと!

私は女子総合優勝、ハシケンさんが男子総合優勝!

バイシクルクラブで連載を持っているふたりでW優勝って、なんか嬉しい♪
 

 

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バイシクルクラブ読むと強くなるかも!?


さて、ここからは、
レース前からの取り組みとレース当日レポートを簡単に。

取り組みと言っても、完全に準備不足でした。

まず、ここ数年はとにかく夏バテしない年がなく、
春はレース、秋はロングライドと分けているところがあります。

強豪クライマーが集まる乗鞍を回避しているのも、そういった理由からです。

それでも、7月は定期的にローラー台トレーニングを行い、
イベントにも参加して、それなりに乗れていました。

8月になるといきなり体調が悪くなり、ジムすら行けず。

妹との都内ポタリングで十分。


中旬は少し回復し、週2ローラー。
でも、パワーが落ちているようで、いつものワットが踏めません。
(でも、FTP計測する体力と気力はない…)

「東京の気候が合わないのかもしれない」と、
長野まで足をのばして、トレーニング。

自転車乗りにまったく遭遇しないマニアックコースで一発追い込みました。


下旬には少し体調が戻り、

妹と渋峠を目指して自転車合宿へ。

要所要所で追い込み→妹をお迎えスタイルで走ったので、
トレーニング強度としてはまあまあ。
とはいえ、明らかにパワーが落ちていました。


8/27(日)乗鞍の結果は家でチェック。
強豪選手たちのSNSやブログは、読み応えがあって面白かった!


翌日は、「やっぱり坂が好き」のロケへ。

激坂峠を2本追い込みっ!

連載ではお借りしているバイクで走るため正確なパワーはわからないけれど、
なんとなく踏めているような感覚がありました。


翌日はスポーツアロマ・コンディショニングセンターへ。
ケアが始まってすぐ、運動不足がバレる。
ここ最近の腰痛は腰が原因ではなく、
運動不足で血流が悪くなり、
血流の悪さが首肩の凝りとなり、
それが腰を引っ張って痛みを生んでいる…らしい。

OMIステージに出ることを話したら、
「追い込まなくていいですが、軽く回して血流よくしておいてください」とのこと。


ケア翌日はダルくなるけれど、打ち合わせで東京各地を歩きまくり。
ローラーはせず。


8月最終日は、

有吉さんの番組ロケでゆるりと走りました。

トレーニングで走るとすごい強度でうんざりするコースも、
のんびり走ると、「あれ?こんなに勾配ゆるかったっけ?」ですね。
「レース前の調整にちょうどいいな~」なんて思っていました。


9月に入り、

レース当日の朝までセルフケアを入念に。


当日の朝は、
おにぎり2個・クルミパン2個・蒸しパン1個。(食べ過ぎです)

30分くらいアップする予定が、
会場入りがギリギリだったために坂1本で終わる。(やらないよりはマシ)

会場で女性をみかけるたび、みんな強そうに見えます。(自信ない時の症状)

カメラマン小野口さんと担当ハシケンさんから、
「特にミブロの子は強いですよ」と、ありがたいようなありがたくないような情報が。

スタート前に強豪ライダーの宿谷さんからコースプロフィールを聞くと、
前半激坂、後半は平坦と下り、最後1kmゆるやかな上り…とのこと。

激坂は苦手。
平坦と下りは、もっと苦手。

「最後まで踏めるように激坂は抑えて走ろう」と心に決め、村長の笛でスタート!

いきなり、6倍界王拳な私。
ヤバイ!
もちろん、1分しかもちませんが…

思っていたよりも長い激坂区間。

めちゃめちゃ息が上がって吐きそうになっていた時、
参加者の男性から、
「フィッティングはツジさんですか?」と話しかけられる。

ツジ?

ツジって…?

辻啓!?

え?フィッティングしてないよね!?

あれ、っていうか、このバイクのフィッティングって誰だっけ?

思考回路が停止してて、答えられず。

「あ、えっと…えっと…」

男性の方から、
「あ、大丈夫です」と切り上げられる(笑)

あとから、
「辻善光さんのことを言っているのかな?」と気づいたけれど、
ゼンコーさんにはやっていただいてません。

トレック野口忍さんに出していただいたものを、
当時あったBEX ISOYA晴海店の鈴木店長と走りながら少し修正し、
そこから更にパーツをいろいろ交換したので、
現在はフォーチュンバイク錦織さんに相談しながら調整している感じです。


話をレースに戻します。

背後からハアハア声は聞こえるけれど振り返る余裕もなく走っていると、
カメラマン小野口さんが、
「今、女子1位ですよ!」と教えてくれました。

背後のハアハアは男性ね。

「前引いてくれないかなあ~」とか思っていると、平坦と下り区間。

予想通り、男性数人にぶち抜かれる。

再び上りで巻き返すも、
その後の平坦で抜かれ、姿が見えなくなりました。

今シーズンは、平坦の弱さが露呈するレースが多かったな。

背後の気配が消えたのと、序盤の界王拳が足にきたのとで、
「タレちゃおっかなあ」と思った瞬間、
オートバイの音とともに、カメラマン小野口さんが再登場。

「めちゃくちゃ写真撮られてる~!」

タレることは許されず。

苦手とは言え、
平坦と下りで少し足も回復し、最後のゆる坂では最後のふんばり!

先にゴールした男性たちからの声援を聞きながら、
女子1位でゴールできました。


私より10分ほど早くゴールしたチャンピオンは、

めちゃめちゃ食べまくっていました。

「私のゴール見てました!?」と聞いたら、
「見てましたよ~」と言ってたけど、怪しい。
(女子何位?って聞いてきたし…)

私はスイカ1切れ、キュウリ3本、豆乳1本をいただき、
アップルパイはあとで食べようと、包んでポケットへ。


下山して胃が落ち着いてから、


へへへ…食べまくりました♪


この日はおなかの調子が悪く、栄養吸収できない系。

朝いっぱい食べたのにレース10分くらいで、
「おなか減ったあ…(›´ω`‹ )」という状態だったので、
胃が出て歩きにくくなるくらい食べました。


表彰式を終えて、

普通のヒルクライムレースだと、
「さっさと帰りましょうか」となりますが、

OMIステージのいいところは、

レース後にプチグランフォンドがあるということ♪

グランフォンドは自由参加なので、
翌日に備えたい人はレースだけで帰りますが、

私は、
「エイドのパンが美味しいよ」という言葉につられて、


走る!

走る!!

走る!!!

走る!!!!(;;;´Д`)ヒエー!!!

レース強度で走ったあとの山岳はきつかったけど、
「太魯閣はこんなもんじゃない!」って、いい練習になりました。

そして、

食べる♪

食べる♡

カフェテラス・モモというカフェの庭でいただいたのですが、

特にパンがモチモチしてて、おいしい~~♡♡


焼きたてピザもおいしい~~~!

明らかに、消費カロリー<摂取カロリーだったけど、
レースとグランフォンドとグルメと景色を満喫した一日でした。

レース後にグランフォンドって、これから流行るんじゃないかしら?



太魯閣に向けて、
質の良いトレーニングとスタミナアップが出来ました。

機材の調子も確認したし。

明日のブログでは、
OMIステージでの機材を紹介しますね。
 


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第6回ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ2017 inりくぜんたかた・おおふなと
今年も開催決定!


一歩一歩、復興に向けて進む姿を見に行きませんか?
 

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「人と国土21」2017年7月号
道だよりを寄稿しています。

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