おはようございます。
昨日は自転車旅2日目。
バイシクルクラブ10月号「やっぱり坂が好き」では、
![]() BiCYCLE CLUB (バイシクル クラブ) 2017年 10月号 [雑誌] |
自動車が通行できる日本最高所の峠を紹介していますが、
昨日目指したのは、
日本国道最高地点(2172m)の渋峠です。
私はプライベートと取材で…4回目くらいかなあ?
でも、妹は未経験。
彼女の自転車仲間が渋峠ライド計画して、
「私も行きたいな」と思ったそうですが、
長い距離のヒルクライム経験がないため、
「足手まといになったら申し訳ない」と遠慮していたのを知り、
「姉なら迷惑かけてもいいでしょ?」と私から提案をして、
今回の自転車旅となったのです。
初日は雨のため途中で断念しましたが…
2日目も走り始めてすぐに小雨が…朝は青空だったのに!(笑)
ホテルからしばらくは、
アップがてらクルクル回して妹とのんびりライド。
天狗山レストハウスが見えたら、もがきスタート!
ずーっと妹にくっついて走ってもよかったのですが、
それはそれで妹も気になるだろうし、
待たせて申し訳ないと思わせたくないので、
ん~、既視感…2日連続の殺生河原もがき!
名前がすごいよね。
1km手前から止まるな危険の看板が出てきます。
殺生河原入口についたら妹がいるところまで引き返し、
合流してから危険エリアを過ぎるまで
主に見守りながら、
気になったところがあれば、
コース取りや走り方など、少しでもラクに走れるよう伝えます。
硫化水素の臭いがたちこめる殺生河原
止まるな危険エリアが過ぎたら、もがき再開!
な・長かったあ~!!(;´Д`)
山頂に近づくほど雨が強くなってきて、
妹の初めてがなかったら宿に引き返してましたね。
めっちゃ息あがった女が一人でずぶ濡れになりがら自転車の写真撮ってる姿を、
車で来ていたカップルが車内でドン引いた目で見てました(笑)
レインウエアを着て、妹がいるところまで再び下ります。
ひとりでも頑張ったのか、
思っていたよりも早く合流できましたが、
少しずつ雨と疲労と低酸素のダメージが溜まってきたのかな…本当につらそう…。
「頑張れ!」と「大丈夫?」が入り交じる。
山頂に近づくにつれ、横風も強くなる。
「また来れるから」
「無理しなくていいからね」を心の中で何回言ったことか。
口にもしたけど、
あまり言うと心折れちゃいそうだから、1・2回でやめときました。
でも、少しずつゴールが近づいて、
「あとちょっとだから、最後、根性だそう!」
がんばれ、がんばれ、がんばれ!
石碑が見えて、到着した瞬間、妹の目からは涙が…。
というか、号泣!。゚(゚´Д`゚)゚。
自分がエタップ・デュ・ツールのゴールで泣いたことを思い出し、
きっと、同じような気持ちなんだろうな…と。
彼女のサポートが出来て本当によかったと、私もすごく嬉しくなりました。
妹は顔出しNGなので自転車(左)での登場でご容赦ください。
上りはずぶ濡れだったけど、せめてもの幸い。
下りは少しずつ晴れてきて、
ずっと口はガタガタ震えてたけど、
「寒くてブレーキの手が動かない!」ってことはありませんでした。
無事にホテル到着!
「バス輪行できるところがあるんですね!」という意見があったので、
どのようにして行ったのか紹介しますね。
まず、今回利用したのは、
バス会社ではなく、ホテル直行の専用バスです。
草津ナウリゾートホテルの専用バス
東京駅または新宿駅出発となります。
プラン詳細は→こちら
バスに自転車を載せるにあたり、注意事項がいくつかあります。
・輪行袋に入れる。
・損傷があっても自己責任。
・収納スペースが確保できない場合もあるので必ず事前に電話で確認をする。
この情報は、2017年8月24日現在のものです。
何らかのトラブルが発生した場合は自転車の積載を断られる可能性もあるので、
今後利用される方は、
「自転車乗りは来てほしくない!」と思われないような対応をしていただきたいです。
こちらのホテルはスタッフの皆さんとても親切で、
チェックアウト後なのに雨に濡れた私たちにタオルを貸してくださったり、
バスの出発時間まで自転車を預けたら奥の安心できるところに保管していただいたり、
自転車のまま廊下を通過してもOKだし、
部屋にそのまま自転車を置いても問題ありません。
私は自転車とともに泊まることが多いのですが、
意外と自転車を嫌がるところは少なくなくて、
よく肩身の狭い思いをしているので、
快く迎えてくださるホテルは本当にありがたいんです。
「是非また利用したい!」と思っています。(お金もらってませんよw)
ま・そんなこんなで、
妹との自転車旅を満喫したわけですが、
夜だけちょこっと観光を。
草津温泉らくごに行ってきました。
湯もみショーで有名な熱乃湯さんが会場で、
この日は二ツ目の桂翔丸さんだけでなく、
真打ちの東生亭世楽師匠の落語も聴けました。
1階席は満席で私たちは2階席に行きましたが、
上から眺める湯畑もよかったですよ。
とっても有意義な夏休みでした。
それにしても、東京戻ったら蒸し暑くてビックリ!(;; ゚Д゚)
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「第6回ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ2017 inりくぜんたかた・おおふなと」
今年も開催決定!
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初の書籍
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バイシクルクラブ10月号では、 ───────────────────────────
牧野ステテコさんと対談しています。 |
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「人と国土21」2017年7月号
道だよりを寄稿しています。
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共同通信社の配信で加盟社発行新聞にて
スポーツ随想を寄稿しています。
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ファンライドWEBにて、
イラスト連載「銀輪レディの窓」その㉚掲載中→こちら
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