子どもが独立して
ひとり暮らしになると、
この家、最後は
どうすればいいの?
という問題です。
私自身も、
子供に私の実家と
私の家は、要らないと
言われています^^
自分が亡くなったあと、
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子どもは住むのか
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売却するのか
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相続税はどうなるのか
と、心配になる方も
多いですよね。
不動産の相続は
現金とは違い、
特別な注意点が
あるんです!
不動産相続でまず確認すべき3つのこと
不動産を相続するときに
重要なのは次の3つです。
1️⃣ 評価額(いくらと見なされるか)
2️⃣ 現金がなくても相続税がかかる可能性
3️⃣ 子どもが困らない形で残せるか
① 不動産の評価額は売値とは異なる
「家の価値って売れる
価格で決まるんじゃないの?」
と、思いがちですが、、、
相続では
相続税計算用の評価額 が
使われます。
この評価額は
実際の売買価格よりも
高くなる場合も
低くなる場合もあります。
持ち家があるだけで
基礎控除の
3,600万円+法定相続人×600万円などを
超えてしまうことも
珍しくないんですよ。
② 不動産は分けにくくトラブルになりやすい
不動産は、
現金のように
分けることができません。
だから、
分けにくい財産の
代表例です。
おひとりさまでも、
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誰に渡すのか
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遺言書はどうするか
を明確にしておかないと、
子どもたちが
「売るか住むか」で迷ったり、
兄弟が相続人の場合は
話し合いがこじれることもあります(泣)
③ 相続税は現金で支払う必要がある場合も
不動産の評価額が高いと、
遺産のほとんどが家でも
相続税だけは
現金で支払わなければならない
ということがあります。
せっかく家を残しても、
相続税の支払いのために
急いで売却したり、
予想より低い価格で
手放さなければならない
ってこともあります(汗)
④ 小規模宅地の特例で節税できる場合も
自宅の土地に住み続ける
子どもが相続する場合、
条件を満たせば
評価額を最大80%減額できる
「小規模宅地の特例」という
制度があります。
ただし、適用には条件が
あるので、事前に
確認しておきましょう!
50代おひとりさま女性が今からできる準備3つ
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自宅の評価額を確認する
意外と高い・低いことがあります。
まずは相続税の対象額を
把握しましょう。
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子どもが住むか売るかを考えておく
あなたの希望を決めておくと、
子どもの心理的負担を
大幅に減らせます。
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遺言書で家の扱いを明確にする
遺言書があるだけで、
相続手続きはぐっと
スムーズになりますよ^^
不動産を相続するときに
押さえておくべきポイントは、
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評価額が高いと
相続税がかかる
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不動産は分けにくく、
売却や住むことで
トラブルになりやすい
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相続税の支払いに
現金が必要になることもある
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小規模宅地特例で
節税できるケースもある
「家がある=安心」ではなく、
“家をどう残すか”を
考えることが安心に
つながる時代です。
あなたの大切な財産を
あたたの大切なお子さんたちに
遺すかどうかあなた次第ですよ^^
