こんばんは
パートナーシップサポートカウンセラー
紅実子（くみこ）です。
今日はとっても寒ーい一日でした。
冬生まれのせいか、季節の中では
冬が一番好きなのですが、
こうも寒いのはさすがに苦手です
冬が好きなのは･･･冬のファッションが好き♡
コートにマフラー、ブーツ、タイツ･･･
「今日は何を着て行こう？」
あれこれ思い考える時間が好きなんです＾＾
さぁて、明日は何を着て出かけようかしら
「天使ママさん」からのご相談です。
突然のご相談失礼します。
毎日色々なことを考えてどうしたらいいかが分からなくなってしまいました。
一昨年の8月に生後半年の息子を亡くしました。
元々早産で出産直後から息子はNICUに入院し、亡くなるまで7度もの手術を乗り越えましたが、残念ながら元気に退院することは出来ませんでした。
息子の入院中は自分の退院した翌日から亡くなるまで毎日休みなく病院へ通いました。色々な思いがありましたが不安を言葉に出すことが怖く、言霊があるのではないかと夫や家族に気持ちや話を聞いてもらうことが一切できませんでした。
元々母親が娘の私を自慢するのが快感なようで、今まで母親の期待に応えられるように生きてきました。そのため母が息子のことについて目の前で泣いてるのを見ると、どうしても明るく振る舞わなきゃと思い息子の死後もあまり泣くことができませんでした。結果的に亡くなってからもなかなか周りに頼れず、明るく振る舞い、早々に復職し仕事に打ち込みました。
ただ心の底では悲しい気持ちを誰かにわかって欲しい、夫に支えて欲しいのに支えてもらえないという辛さをずっと抱えていました。その反動からか外の男性（妻子持ち）に依存して不倫してしまい自分から離婚を申し出て昨年離婚に至りました。
少し冷静になってから夫について考えると、夫は仕事帰りに毎日病院に5分でも顔を出してくれ、手術の度に仕事を抜けて駆けつけてくれました。会社から1時間かかるのに面会時間に滑り込んでくれ、本当に息子想いのとてもいいお父さんだったとおもいます。入院中は私がしっかりしなきゃとずっと気を張っていて、そんな夫のいい部分は目に入らず、病気に関して頓珍漢なことを言ったりする情けない部分だけ目についてしまい常に見下していたと想います。息子が入院して亡くなったという立場は夫も同じで、辛い中必死に生きてきたはずです。今となってはそこを考慮せずに自分の欲求を優先しすぎたと思っています。
不倫相手の男性も同じ時期に家庭も仕事もうまく行っておらず、お互い傷の舐め合いの共依存だったと思います。
この男性は不倫がバレてしまい昨年離婚しました。お子さんと会わせてもらえず、多額の慰謝料や養育費の支払いに追われ、どんどんやつれていっています。お子さんには最後に「パパと一緒にいたい。もっと遊びたい。」と泣かれてしまったようです。
息子に会いたくても会えない私からすると、会えるなら会わせてあげてほしいと思いますが、当然口を出せる立場ではないのでただ彼を支えるしかできません。
本人も精神的に限界のようで、側から見てもうつのような状態だと思います。
まだ関係は続いていてこの先も一緒にいたいとは思っていますが、それは息子を亡くした寂しさを埋めようとしているのか、または救えなかった息子の代わりに彼を支えてあげることで自分のバランスを保とうとしているのかがわかりません。私に突き放された元夫と彼がかぶる部分もあります。
根本先生の本を読んだり、色々調べたりしていますが、何に向き合うべきなのか（母親、息子、元夫、今の彼）がわからなくなってしまいました。
今の彼が精神的に不安定なのも鏡の法則なのかなと思うと、私と離れた方が彼は幸せになれるのではとも考えてしまいます。
ただただゆっくりと休みたい、だけど1人は悲しくて怖いというのが今の正直な気持ちなのですが、どうしたらいいのでしょうか。
まとまりのない文章で、また何を相談したいかもぼんやりしていて申し訳ありません。
何かアドバイスいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
（天使ママさん）
天使ママさん
ご相談ありがとうございます。
一昨年の8月に息子を亡くされたとのこと･･･
天使ママさんの悲しみを思うと、
胸が押しつぶされそうになります。
本当に大変な思いをされましたね。
心よりお悔やみ申し上げます。
実は、私も子供を亡くしております。
私の場合は、妊娠18週を過ぎた時、
胎児に異常が見つかったのです。
それまでは何の異常もなく、
やっと安定期に入ったと
安堵していたところでした。
頭蓋骨が一部形成されていなくて、
脳が羊水に浸かっているとのこと。
骨が後から作られるかもしれないけれど、
現時点で、脳が羊水に浸かっている
という状況が予後不良で、
きちんと育つ可能性が低く、
産まれてきてもすぐ亡くなってしまう
可能性が高いとのことで、
早急に決断（妊娠中断）を迫られました。
セカンドオピニオンも勧められて、
より大きな病院でも診てもらいましたが、
結果は同じでした。
なんとか妊娠継続できないだろうか？
例外的な事例な無いものか？
短い時間で素人なりに調べまくりましたが、
私の望む情報は得られず、
気持ちも頭も整理がつかないまま、
妊娠中断の処置を行いました。
こうした非現実的な出来事は、
タイムリーには受け入れがたく、
だいぶ時間が経ってから
「悲しい」「寂しい」「辛い」といった
感情が押し寄せてくるものですよね。
直後や日の浅いうちは、
頭も心も現実を受け入れるのを
拒否している状態だと思うのです。
状況は違いますが、
子供を亡くしたという経験において、
天使ママさんのお気持ちは
痛いほどとてもよくわかります。
今は少し時間が経って、
心身ともに落ち着きてきたところなのでしょうね。
だから、周りの様子が見えてきたり、
当時の感情を思い出したり、
気持ちの整理整頓をしようとするまでに
回復してきたところだと思います。
でも、どうしていいか？
わからないところも沢山あって、
こうしてご相談してくださったんですね。
ありがとうございます。
少しずつ元気になられた証拠かなぁと
思っています。
＞息子の入院中は自分の退院した
＞翌日から亡くなるまで毎日休みなく
＞病院へ通いました。
＞色々な思いがありましたが
＞不安を言葉に出すことが怖く、
＞言霊があるのではないかと
＞夫や家族に気持ちや話を聞いて
＞もらうことが一切できませんでした。
産後まだご自分の体調も
ままならないうちから、
日々の病院通いが始まったんですね。
本当に大変でしたね。
お身体の方が大丈夫でしたか？
いろんな思いから、天使ママさんは
「弱音を吐いちゃいけない。」と
思っていらしたのでは･･･
「息子が頑張っているんだから、
私も頑張らないといけない。」
本当は心も体もつらくて大変だったのに、
そうやって自身を奮い立たせて
いらっしゃったのですね。
＞元々母親が娘の私を自慢するのが
＞快感なようで、今まで母親の期待に
＞応えられるように生きてきました。
＞そのため母が息子のことについて
＞目の前で泣いてるのを見ると、
＞どうしても明るく振る舞わなきゃと
＞思い息子の死後もあまり泣くことが
＞できませんでした。
＞結果的に亡くなってからもなかなか
＞周りに頼れず、明るく振る舞い、
＞早々に復職し仕事に打ち込みました。
お母様の期待にずっと応えてきた、
超優等生なんですね。
こんなに辛くて悲しい局面においても、
「立派な娘」の役割を完璧にこなして･･･
健気な天使ママさんに涙がこぼれます。
「大声で泣きたいのは、私！」なのに
お母様がその役を取っちゃったんですね。
泣くことも、周りに甘えることもできず、
元気な様子を振舞う事しかできなかった
天使ママさん。
ご自分の本当の気持ちに蓋をして、
ものすごく頑張ってこられたんですね。
何も感じないように、
何も感じてはいけないように
ただひたすらお仕事に打ち込まれたんですね。
＞ただ心の底では悲しい気持ちを
＞誰かにわかって欲しい、
＞夫に支えて欲しいのに支えて
＞もらえないという辛さをずっと抱えていました。
＞その反動からか外の男性（妻子持ち）に
＞依存して不倫してしまい
＞自分から離婚を申し出て昨年離婚に至りました。
本当は、天使ママさんの気持ちを
誰かに･･･きっと一番は旦那さん･･･
わかって欲しかったんですよね！！
前述しましたとおり、天使ママさんは、
超絶優等生、ものすごくイイコちゃん
だったので、身近な人に甘えられない･･・
というより、甘え方を知らなかったんですよね、きっと。
実のお母さんにさえ甘えられず、
常にお母さんの期待に応えるべく、
自分の事や感情は二の次三の次にして、
ずっとやってきたんですもの･･･
天使ママさんは、
ちゃんと反抗期がありましたか？
「私の悲しい気持ちをわかって欲しい！」
強く強く思った事でしょう。
でも、きっとそれを伝える方法が
わからなかったし、
「そんなことを言ってはいけないんじゃないか？」って気持ちもあったことでしょう。
だから、ぜんぜん関係のない第三者にはサクッと甘えられたり、心の内をさらけ出すことが出来たのではないでしょうか？
身内でない、身近な存在でない
彼の前では、イイコちゃんでいなくてよかったから･･･
優等生気質や、イイコちゃんな人は、
裏の世界（アンダーグラウンド）で、
ちょっと反抗期的な事
（不倫やアルコール依存、性的依存等）や
秘密を持って、精神的なバランスを
取ろうとする傾向があるように思います。
アンダーグラウンドを持っていないと、
表の顔だけでは生きていけないほど、追い詰められていたんだと思います。
天使ママさんの場合は、
不倫という裏の世界を持つことで、
極限状態にあった精神のバランスを
なんとか保つことが出来たのではないでしょうか？
ですから、この流れは自然の事で、
天使ママさんにとって必要だったわけです。
離婚を天使ママさんから
申し出たとのこでしたが、
それは何故だったのでしょうか？
私のカウンセリングですと、次回
その辺のところも、ゆっくりお話し
伺いたいところではあります。
＞根本先生の本を読んだり、
＞色々調べたりしていますが、
＞何に向き合うべきなのか
＞（母親、息子、元夫、今の彼）が
＞わからなくなってしまいました。
＞ただただゆっくりと休みたい、
＞だけど1人は悲しくて怖い
＞というのが今の正直な気持ち
勉強熱心でまじめな天使ママさん。
気持ちの優しい、愛情深く、
魅力あふれる素敵な女性です。
まだまだご自分の気持ちの整理も
つかない時期であるのに、
自分より周りの人の心配をしたり、
気にかけてばかりいるところも、
本当に優しくて、愛の人だなぁと思っています。
「ただただゆっくりと休みたい」って
天使ママさん、ちゃんと気持ちを
書いているじゃないですか(^^)
まだまだ、天使ママさんのことを
最優先にしていいんですよ～
と言われても、どうしたらいいか？
具体的な方法がわからないんですよね？
甘え慣れていないから･･･
天使ママさんは、
『今、仕事していないとして、
やりたい事や、
かつてやってみたいと
思っていた事は何ですか？』聞いて、
やってみたい事、片っ端からやってもらうでしょう＾＾
次に、私のカウンセリングでは、
次の宿題を出してみると思います。
『一日5回、頼みごとをしましょう！』
お母様に対してでもいいですし、
彼に対してでも大丈夫です。
どんな小さなことでもいいです。
「ゴミを出してきてください。」
「仕事の帰り道、ケーキを買ってきて」
なんでもOKです。
それから、お恨み帳を書くのもすすめます。
天使ママさんの心の内を、
思いつくまま、ガンガン書いてみましょう。
実のお母さん・元旦那さん・今の彼
への気持ち（過去・現在）･･･
体裁や書き方、自由です。
☟師匠がブログでものすごく詳しく書いてくださってます
【保存版】御恨み帳（お恨み帳）の書き方～
心の健康を維持するための素敵なノート～
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15692
■ 御恨み帳をなぜ書くのか？書くとどうなるのか？
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/19109
彼とも無理に別れる必要はないと
思っています。
ゆっくり時間をかけましょう
私の場合は、自分の気持ちが
落ち着くまで、約2年くらいは
かかったんじゃないかなぁと思います。
かなり自分を甘やかしましたよ。
高級旅館に泊まったり、
やりたかった習い事を始めたり、
金額気にせず、マッサージや
スパに行ったり･･･思いつくもの、
色々やりました。
今はとにもかくにも、天使ママさん
自身のことを最優先にしましょう
応援しています！