本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
久々の寒稽古に行ってきました。といっても最終日一日だけですけど。
去年から今年にかけて家内の怪我もあり恒例の京都住まいは止めたこともあって時間が取れたせいです。
十数年振りだと思います。懐かしかったですね。寒さも昔と云うか依然と比べ格段と和らぎ、何だかありがたいような、逆にそれが物足りないような、寂しいようなそんな気持ちになりました。
子供の数も随分少なくなって、それに伴い大人の数も限られたいつものメンバーで、それでもまだうす暗いうちから稽古着袴でそこに立つと云うのは、やはり大袈裟かも知れませんが随分限られた剣道の世界なんだなと思いましたね。
帰って昼風呂、これも格別で久し振りに尾鷲で過ごす年末年始もやっぱり良いもんだと再認識しました。
自分の人生の支えなんだなぁ、やっぱり剣道は・・などと考え、その点恵まれている自分に感謝しましたね。
「人生の支え」か、このことを廻りに色々当てはめてみました。
家族や子供が支え、仕事が支え、人との付き合いや会話が支え、大好きな趣味のことが支え等々、色々一杯ありますが、いずれ消えてしまうというか離れてしまうそういうものって意外と多いのですよね。
まぁ、その点「剣道」も趣味の一つではありますが「生涯剣道」などと云う言葉が示すようにライフワーク的な側面もあり、自分がそうしない限り逃げては行きませんから、身体が続く限り楽しめます。
剣道に限ったことではありませんが、そういうものを見つけることって人生には大切なことなのかも知れません。
孫のことなど思うときについそんなこと考えてしまいます。
と言ってもいつまでもしがみついているような訳にもいかないのはわかっています。
時間は過ぎて行くものですから・・。
ただ僕は最近こんなこと考えています「時間は過ぎ、歳が行っても意識の老化は止められる」とね。
まぁ、今年もこんな感じで生きて行こうと思っています。
昭和100年ですって「何だか妙にわかりやすいじゃないかよ!」などと、昭和30年生まれの僕は密かに少しだけ不機嫌です。
因みに、郷ひろみ、明石家さんま、内藤剛、所ジョージなどが、同い年です。今ちょっと他浮かんできません。
所さんは一つ上かも・・・。
と云うことで終わります。
皆様、今年も良い年でありますことを願っています。