レギュレーター交換で完治~そして車検 @ FZ400R
走行中の突然停止から始まった、今回の『電装品故障フェスティバル』。
症状的にレギュレーターも疑ってはいたけど、前回の交換から約2万キロしか走っていないこともあって、すぐには確信には至りませんでした。
紆余曲折の末、結局、レギュレーターの交換をすることに。。。
このエンジン(33M)のジェネレーターは、よくある「永久磁石+コイル」で発電するタイプではなく、永久磁石の代わりにフィールドコイルを励磁するんですね。(この励磁の電圧をコントロールすることで、発電量も制御できるみたいです。)
レギュレーターは、フィールドコイル制御用の回路も付いたもので、永久磁石を使うタイプよりも値段がひと回り高くなっていて、純正品はとうとう3万円を越えてきました。
レギュレーターの交換をするにあたっては、新品しか眼中になく、ヤフオクなどで中古を手に入れるつもりは全くナシ。
が、純正品は割高感も否めないので社外品で良さそうなものを探してみたところ、『H.Craft』さんの製品(W-1513-129)を見つけたのでゲット。
左が『H.Craft』製で右が純正品。
ケースは汎用の規格品でしょうか?
ヒートシンクがひと回り大きくなっていて、熱対策は向上していると思われます。
電気回路としてはプリミティブな部類なので、性能差はほとんどないはずで(推測ですが)、使われている部品の耐久性がキモかと思われます。
部品の寿命を延ばす上でも冷却は重要なので、効果を期待しちゃいます。
そして、レギュレーターとイグナイターを交換したのは、じつは車検の当日。
直近の走行では2回連続で走行不能になっているので、ちょっとしたトラウマになっていて、出発時には不安で心臓バクバクしました(笑)。
品川の陸運までの走行中は電圧計をしつこく確認しながら、14.7Vで安定する事を確認。
車検は ものの数分で完了して時間も空いたので、軽く湾岸辺りをブラツーリング。
レインボーブリッジの近くでパシャリ。
家に帰るまでの50キロの道のり、快調だったので完治したようです。
ようやく。。。やれやれ。
最後に、今回壊れたパーツの方々を。。。