大昔にゲームアーカイブスで買った本作をPSVitaでプレイしましたので、レビューします。
本作はサウンドノベルシリーズの第一作として名を残す作品です。
元々はスーパーファミコン用ソフトだったわけですが、PS用ソフトとしてリメイクされたのが本作です。
内容はホラータッチなストーリーです。
本作は、最近のノベルゲームにはあるいくつかの機能がありません。
・エンディングリスト
・フローチャート
・(既読)スキップ
上記2つについては、まあ我慢もできるのですが、既読スキップ機能をリメイク時につけなかったのは非常に痛かったと思います。
というのも本作、攻略サイトでマルチポイントと呼ばれる選択肢があるのですが、そこまではほぼ一本道だからです。
途中で出てくる選択肢は、ツッコミどころ満載でちょっと面白い感じなんですが、選択肢自体の意味はあまり成していないのです。
要するに、数ある選択肢は、重要なポイント(マルチポイント)以外ではストーリー展開に変化をもたらさないということです。
なので攻略自体が非常に単調になってしまいます。
フローチャート使用によるジャンプ機能や、システムセーブもないため、エンディングカウントするには、既読スキップ無しで、何度も最初からやり直さないとなりません。
正直今の便利なシステムに慣れてしまっていると、とても面倒でしたね。
それでもピンクのしおりのストーリーはやろうと思いまして、事前に攻略サイトも確認して、都合10周しました。
(スクショの29回目というのはセーブ回数です)
ストーリー自体も全体的にあまり面白く感じられず、流し読みになってしまいました。
ちなみに攻略サイトによると、「完」表示を出して金のしおりを獲得するには、最短でも34周もしなければならないということで、ちょっと気が遠くなってしまったので、さすがのコンプリート好きの私でも断念しました。
ちょっと残念な作品でしたね。















