福本伸行
賭博黙示録カイジ 全13巻 読了
元々学生時代に一度読んで
いるが、しばらく前にやっていた
映画を見てまた読みたくなり、
古本で全巻購入したものの、
ストーリーを知っているので
ちょっと読み放置していて
最近読み終えたマンガ。
福本先生は絵は下手だが、
何と言っても人間の本性や
心理を描くのが上手く、演出も
上手いので読みだすと
止まらなくなる。
映画版とマンガ版では少し
ストーリーが違うので、
映画を見た人でもマンガも
楽しめる。ただ、マンガ版は
映画版より残虐な表現がある
ので、マンガとはいえ、ひいて
しまう人もいるかもしれない。
話としては、
第１章 希望の船
・限定ジャンケン
第２章 絶望の城
・鉄骨渡り人間競馬
・電流鉄骨渡り
・Eカード
・ティッシュ箱くじ引き
の５つが収められている。
どれもカイジの考える戦略が
光り、人間の本性や追い詰め
られた時の心理を上手く描き
切っていてとても面白い人間
ドラマである。
もちろん福本先生得意の
「ざわ・・・」（笑）はたくさん
見える。
一度読んでもまたカイジの
心理・戦略をなぞりたくて、
何度も読み返したくなるマンガ
ですね。
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