- 4月 消費者物価指数 -
発表予定日時: 5月25日(金) 8:30
来週の金曜日に全国消費者物価指数が発表になります。
消費者物価指数というのは日常的に購入する商品とサービスの小売段階での値段の動きを表す指数で毎月12日を含む週の水~金までのいずれか1日を選んで580の指数採用品目の値段を調査し、毎月総務省統計局から発表されているものです。
物価の変動を把握するための指数です。
前月比などがプラスになれば物価が上昇し、逆に、マイナスになれば物価は下落していると捉えられます。
ちなみに、市場関係者は、物価の変動が激しい生鮮食品を除いた「生鮮食品を除く総合指数(CPIコア)」という指数を最も注目しています。
物価は、経済において最も重要な要素の一つで、経済を安定させ成長させるためには物価の調整が必要となります。そこで、日本銀行が金融政策等でその調整機能を担い、そこで参考とされる重要な指標の一つが、この消費者物価指
数なのです。
特に今は日銀の利上げについて様々な思惑が取りざたされている時期だけに消費者物価指数の動向に注目が集まっているのです。
日銀の「経済・物価情勢の展望」のレポートで今年度のCPIコアの見通しの中央値が前年比+0.1%と従来の+0.5%から引き下げられています。
この3月のCPIコアが前年同月比でマイナス0.3%となり2006年度の平均を下回る水準となったため、今年度の発射台は前年度平均よりも低い位置となってしまいました。
このため日銀の見通しの+0.1%でも困難との見方もあり、早期の利上げのために日銀が今年度の見通しを引き下げたのではと勘ぐる向きもあります。
ただ、キューピーがマヨネーズを17年ぶりに値上げすると発表するなど一部の企業では原材料費高騰を商品価格に転嫁する動きもみられます。
仮にこうした動きが広がるようであれば日銀の見通し以上に物価上昇する可能性もあるかもしれません。
消費者物価指数は今、最もホットなトピックの一つと言えるでしょう。
是非チェックしてみてはいかがでしょうか。