保険会社の言うことを鵜呑みにできない | ☆りょう様のブランチ☆

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       ~サラリーマン株取引休憩所~

金融庁の命令に基づいて、各生命保険会社が不払いや支払い漏れの調査を行った結果が公表されています。


4月19日、金融庁が自民党の合同会議に提出した集計結果によると、生命保険会社38社による保険金等の不払いは2001年度から2005年度までの5年間で、約44万件、金額にして約359億円に上ったとなっています。

損害保険各社も同様で、よく名前を聞く大手を含め多数の損保に行政処分がくだされました。

その件数の多さと悪質さはあきれるばかりであり、無条件に保険会社の言う言葉に従ってきた私たちの甘さを痛感させられまし
た。

今後は、各保険会社の姿勢も変わってくれるであろうことを期待しつつも しかし、やはり保険に関しても「自己防衛」をしていく必要があるということを肝に銘じていかなければいけません。


■どんな不払いがあったの?

金融庁が公表した損害保険会社から提出された第三分野商品に係る調査結果で多かった不払いの事例です。

(1)支払事由非該当(始期前発病等)に関する事例
保障が始まる前に発病した病気の場合は保険金は出ません。

しかし、本当に保障が始まる前に発病したのかどうかを判断するには、医師の診断書を取り寄せて調べるなど、充分に確認する必要があったのに、それを怠ったというもの。

(2)告知義務違反解除に関する事例
自分ががんであることを黙っていた方が、自動車事故で亡くなった場合、確かに告知義務違反はあったが、自動車事故とがんには因果関係がないので支払われるべき保険金が支払われなかったというもの。

  
■おりると思っていた保険金がおりない!

こういった不払いの問題は言語道断ではありますが、そもそも保険には、保険金を出すための色々な約束事があります。

これは、契約をするときに契約をする人が認識をしていなくてはならない事項となります。

しかし、難しい約款はなかなか読めないものだし、また、保険に入った時期が古すぎて給付内容などを忘れてしまっていたりします。

もらえると思っていた給付金がおりなかった場合の例をいくつかあげてみます。

○2日間の入院をしたが、5日目からの入院給付特約だったので給付金がおりなかった。
○検査入院だけだったので入院給付金がおりなかった。
○扁桃腺の手術を受けたが「手術給付金」の対象とならない手術だった。
○酒気帯び運転の事故だったので保険金がおりなかった。
○古い保険なので、現在の最新治療では「手術給付金」がおりなかった。


■おりるのに請求を忘れてしまった給付金!
現在の保険の支払いは、契約者が請求をして初めて、給付金がおりるようになっています。

結果、下記のような特約の存在に気づかず、せっかく付けた特約なのに請求をしなかったというケースが報告されています。

保険会社から、敢えて指摘してくれるわけではないからです。

○入院をしたあとに通院した場合におりる通院給付金
○亡くなった場合に生前に入院していた分の入院給付金

契約者は、契約内容を熟知することはできません。

保険会社が契約内容に基づいたヒアリングを行い、給付される内容に請求漏れがないような正しい給付がなされるように期待していきたいところです。

また、医療は進化し続けています。

自分の入る保険を確認していただいて、自分が望む医療に対応しきれていない場合は、別の保険に入り直すなど、いつでも見直すという気持ちも大切です。

そして、保険会社の担当の営業の方に頼りすぎていると、転勤で異動をしてしまった場合に、非常に心もとない思いをすることになります。

自分自身で必要な保険を検討し、そして、見直しもしていくという姿勢がとても大切です。