ゴールデンウィークを控えて方向感のない展開となりました。
米国市場は堅調なのですが、なんやかんやと買わない理屈をつけて買い気に乏しく、もたついた相場展開となっています。
決算発表も続々と行われて、好調な業績を発表する企業も多いのですが、その割には株価の動きは芳しくないものが目立ちます。
昨年や一昨年の例があるだけに先取りした分があるのは否めないのですが、好調な決算を発表したにもかかわらず、株価が低迷しているところは「買い場」となることも多いのではないでしょうか。
今年はどのようになるかは保証の限りではありませんが、例えば昨年の新日鉄(5401)の動きを見てみると参考になるのではないかと思います。
昨年は日経平均自体が4月7日を高値に6月14日まで下落となったのですが、その間、新日鉄も同様な動きとなっています。
6月に入って大きく下落した部分は「おまけ」のようなものなのでしょうが、4月から6月までの下落過程で買っておけば、その後の相場でもうかったのです。
しかも日経平均は、昨年の7月、6月と同様に大きく下落となったのですが、新日鉄は7月の下落が小さくなって
います。
この理由は他でもない、第一四半期が終わってみても悪化するといわれていた業績が悪化せず、かえって予想を上回っているのではないかと認識されたからなのです。
4月に下落しているさなかでも好業績の発表があったのですが、ほとんど反応はありませんでした。
逆に相場の地合いの悪さに押されて、軟調となってしまったのです。
つまり、これは相場の「地合いの悪さ」と言う下げ要因での下落であり、割安感が出ていたところでは見直されたと言うことなのです。
上記の例は何も新日鉄に限ったことではなく、多くの銘柄で見られました。
今年も好業績を発表する銘柄が多いなかで、この新日鉄のように「後から」見直されるような銘柄もあるのではないかと思います。
「人の行く裏に道あり花の山」
と言うことになるかもしれません。