この人の声ほど一発で分かる声というのも珍しい…?マッツ・レヴィン。 | へびめたとギターとわたし。

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物書きする素人メタルギターヴォーカリストが気の向くままに書き散らかすブログです。

 

 特に意識せずヴァンデンバーグの動画を聞いてみたら、即座に反応してしまった。

 

 

 この声はマッツ・レヴィンやんけ!?

 

 

 豚伯爵にボロクソ言われたマッツ・レヴィン。特に追いかけているわけではないので、At Vanceでチラッと歌っていたのしか知らなかったから、息災なのが分かって何故か嬉しくなってしまった。

 

 

 

 マイク・ヴェセーラがマーシャル・ヴォイスだというなら、マッツ・レヴィンはさしづめファズ・ヴォイスといったところでしょうか。

 

 歪み成分のかなり多い、癖の強い声質は、後にティム・リッパー・オーウェンズを求めたように、イングヴェイが求める声質のひとつの方向性だったのかな、とも思います。

 

 近年はもうクソof Theクソになって聞かなくなったので、どうなってるのか知ったこっちゃありませんが()。

 

 

 

 どうせだからもう一曲貼っておきましょか。

 

 マッツ・レヴィンが参加したイングヴェイのFacing The Animalは初心者にオススメできるほどのアルバムではないけど、豚伯爵好きなら押さえておきたいアルバムの一つではないかなと。

 

 まず録音状態がいい(笑)のと、いつも懸念材料のドラムは名手コージー・パウエルと、文句のつけようのない人選。ギタープレイも翌年のオーケストラアルバムの練習をし始めた時期なのか、いつもの手癖全開というのともちょっと違う風味で、マッツ・レヴィンの声が嫌いでなければ、地味に良いアルバムなのかなと。

 

 

 

 At VanceではThe Evil in You、Chainedという二枚のアルバムに参加してます。

 

 明らかにイングヴェイバンドに参加したときより、一段以上巧くなってますね。きっとボロクソに言われて発奮したんでしょう()。

 

 

 

 At Vanceはどうしてもオリヴァー・ハートマンのイメージが強いですが、バンドサウンド的にマッツ・レヴィンも全然アリだと個人的には思います。

 

 まあ、明らかにマッツ・レヴィンは音域が狭いから、表現力という面からは物足りないでしょうけど()。

 

 いやあ、At Vance…というかオーラフ・レンクいいなぁ…(笑)