【韓国の主張が既成事実化】韓国系「移民1世」米で増す影響力 | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

以下の記事で見過ごせないのが、「日本政府も個別に説明を重ねるなどの防戦に努めているが、政府関係者は「全ての一方的主張を否定し、かき消すには限界がある」と漏らす。という部分。

初めから気で敗けていますし、泣き言を言って諦めムード。日本国民は、たまったもんやない。

トランプ大統領にも「日本は金持ち、米を助けて」と、米軍駐留経費の負担増を要求され、日本の政治屋は、蹴っても蹴ってもすがりついてくる金づると思われ、バカにされ、ナメられてるのです。もうお話になりません。




【日韓の現場・宣伝戦】★韓国の主張、米で浸透★

●撤去と謝罪
米ロサンゼルスの公立学校「ロバート・F・ケネディ・コミュニティ・スクールズ」が、校内の壁画を巡って揺れている。



壁画は2016年5月、学校行事の一環として、ニューヨークの芸術家ボー・スタントン氏の手で体育館の外壁に描かれた。女優の横顔の背景に、青と赤の線が放射状に広がるデザイン。昨年11月、地元の韓国系住民団体が突然、「日本帝国主義を象徴する旭日旗を思い出させる」と決めつけ、管轄する学区に撤去と謝罪を求めた。学校はコリアンタウンの中心地にある。

全米の韓国系33団体・個人の連名の抗議文は、旭日旗や慰安婦問題などを「日本の戦争犯罪」だとし、約100ページにも及んだ。抗議デモも繰り広げられた。

学区は昨年12月に壁画撤去の方針を示したが、芸術団体などから「表現の自由の侵害だ」と批判され保留に。韓国系団体の撤去要求は続き、今年9月、来春にもスタントン氏が背景などを描き直すことで決着。今は絵柄を検討中で、韓国系芸術グループも検討に加わる予定だ。

スタントン氏は、戸惑いを隠せない。

「旭日旗の存在は知らなかった。完成から2度年半もたって問題化するとは・・・」

韓国系団体のジェイク・ジャング代表は、取材に対し、「彼に描き直しを強制することはなかった」と説明する。だが、スタントン氏は「彼らは旭日旗に似ても似つかないデザインを問題だと吹聴し続けた。抗議のための抗議でしかなかった」と明かした。


●手法様々
旭日旗以外にも、米国の韓国系住民は慰安婦を象徴する少女像や記念碑の建設、日本海への「東海」併記要求など、様々な手法で、日本の評判を落とすような活動をしている。「慰安婦像」や記念碑は、韓国系市民団体などの手で、10年頃以降、ニュージャージーやカリフォルニア州などの10カ所以上で設置された。

人権意識の高い米国で、慰安婦が重大な人権侵害だというイメージが広がる要因となっている。

韓国系住民の比率が高いバージニア州では14年、公立学校の教科書で、「日本海」に韓国が主張する「東海」の併記を義務づける州法が成立。

今年8月には、ニューヨーク州教育局が、民主党州議会議員2人の要請を受け、公立学校の授業で「東海」併記の指導を推奨する通達を出した。両議員は韓国系ではないが、韓国系住民の多いニューヨーク市クイーンズの選挙区選出だ。

両議員は、5月に教育局幹部と面会し「地元の韓国人コミュニティの懸念を伝え、歴史的に正確な呼称を使うよう求めた」という。韓国系住民の意向が、議員を通じ行政に反映されたことがうかがえる。

●同胞意識
自治体や議会へのロビー活動での韓国系住民の力の源泉は、「結束力」だ。

米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、15年時点の韓国系住民は182万人で、15年間で約59万人も増えた。日系人は3世、4世などの米国生まれが多いのに対し、韓国系住民の6割は移民1世なのも特徴。

韓国系米国人の政治コンサルタント、アレックス・キム氏は「1世の多さは、祖国への帰属意識や同胞意識の強さにもつながっている」と解説。韓国系住民の「結束力」は、米国政治にとり無視できない存在になっている。

日本政府も個別に説明を重ねるなどの防戦に努めているが、政府関係者は「全ての一方的主張を否定し、かき消すには限界がある」と漏らす。韓国の主張が、じわりと既成事実化している。



★【日韓の現場】旭日の古美術、海外調査~外務省・米に江戸後期の浮世絵★

外務省は、旭日旗に似たデザインを使った日本の古美術品の海外調査に本腰を入れている。旭日が、古くから日本に定着していた証拠になるため。

これまでの調査で、江戸時代後期の浮世絵が見つかった。

外務省は、米ボストン美術館にある浮世絵師・魚屋北渓(ととやほっけい)の1833年(天保4年)の作品「十六番続、江島記行、高輪」に旭日を確認。江戸から江の島(神奈川県藤沢市)に至る各地の風物を描いた16枚組のひとつで、初日の出が海を照らす様子がわかる。

外務省はホームページで、旭日を使った美術作品として、最も古いもので69年(明治2年)の日本画(国内所蔵)を取り上げている。旭日が江戸時代から親しまれていたことがわかるよう、今回見つかった浮世絵をHPで紹介する見通し。

海外調査に力を入れるのは、明治維新をきっかけに日本の伝統的な美術品が海外に大量流出したという事情がある。調査では、各国の主な美術館や博物館の所蔵品を対象とする。韓国は、戦前の日本の陸海軍が軍旗や軍艦旗として利用していたことを理由に、旭日旗を「日本の軍国主義の象徴」と批判している。(読売新聞より。)