【憲法改正】国家意識をもたない平和ボケばかりでは形だけで終了、通化事件が教えてくれる日本の未来 | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

人を見る目もなく、何もかも他人に依存し、自身で何も解決できなくなった現在の甘ったれた日本人にこそ、この本をお読みいただきたいです。

この事実を教えず、歴史教科書から抹消している教科書会社、教育関係者、文科省に憤りを覚えます。共産党の洗脳の記録が恐ろしすぎます。中国こそ共産党に洗脳されたテロ国家なのです。テロリストに立ち向かうためには、お花畑の対話では不可能である。

先日も聞いたお話ですが、知人のご子息が最近、日傘をさしているのを見掛け、「男が日傘などさすな」と説教を始めたら「だって日焼けしたくないんだもん」と反論されたらしいです・・・「なんと情けないことか」と、お父様は嘆いていたそうです。

女性は女性で「気遣い」「貞操観念」「恥じらい」「内助の功」という日本人女性特有の大和撫子らしさも失われ、男性のメス化も凄まじいスピードで蔓延しつつあります。

どうなる、我が国、日本。この国は目覚めることができるのか?

政府もアテにならない。憲法改正も遅々と進まない、スパイ防止法、諜報機関を創設するという法案さえ自身の命に代えてでも勇気を出して前に進められる政治家もいない。しかし、この本を読めばそれも納得。戦後から日本は共産党スパイがそこらじゅうに網を張り、私達を監視し、暗躍していたのですから。

私達にできることはスイスの民間防衛のように来るべき戦いに備え、今から頭と身体を鍛えることしかできないのかもしれません。香港デモの参加者の言葉。「香港は中国ではない」「平和を望むなら戦いに備えよ」




★八月十五日からの戦争「通化事件」 日本人が知らない満洲国の悲劇★

H30.7.6(2018年)発売。


●内容紹介
終戦から半年過ぎた満洲で日本人三千人が虐殺された!「通化事件」とは何か。終戦から半年が過ぎた頃、国家がその機能を失い、実力部隊たる関東軍からも見放された酷寒の満洲・通化(鴨緑江に近い満洲東部の町)でおよそ三千名の日本人が、中国共産党軍と朝鮮人ゲリラによって虐殺されるという惨劇が起きていた。

国家も(当然、歴史教科書も)目をつぶったまま七十年以上が過ぎたほとんど知られていない二つの事件を追ったドキュメンタリー!中国軍と戦った大和魂を追うノンフィクション2編収録「関東軍壊滅」「武力放棄」のなかで起きた知られざる惨劇。狙われた看護婦と三千人虐殺の真実。ソ連軍の侵攻で地獄と化した満州で、命を賭して同胞を救った女性がいた!満州の墓標「お町は日本の女でございます」

まえがきより。

これからご紹介する事件は、国家が滅亡するといったいどういう事態が招来するかを考えるにはうってつけの素材と言える。素材扱いにしては当事者の方々に失礼にあたるかもしれないが、後世の者が国民の安全を考える際のテキストになると考えればお許しいただけると確信する。

我が国を取り巻く昨今の極東アジアの安全保障をめぐる環境は、ひときわ目まぐるしい変動を見せている。こうしたときに一番大切なのが、日本という国の固有の立場、日本人としての自覚の有無ではないだろうか。

どんな状況にあろうとも、日本という国家の尊厳や国民の生命財産の保全が担保され、安寧が保証されなければならないのは自明のことだ。それが現憲法下では思うようにならない、という課題が未解決のまま残されている。では、憲法さえ変われば国民は安全に暮らせるのだろうか?

否、紙に書かれた憲法がいくら変わっても、国家・国民が命懸けで自らを守るという意識の涵養(かんよう)が図られなければ、しょせん無意味なのだ。

国家・国民そして家族のために、国民ひとりひとりが自分に何ができるかを真剣に考え、侵略者と戦ういう覚悟があっこそ初めて国を救えるのではないだろうか。

この先、いつの日か憲法改正が整ったとしてもなお、そのことを頭に入れておかなければ意味がない。この点は極東アジア情勢が緊迫するいま、改めて考えざるを得ない重要な心構えといえよう。

我が国を取り巻く関係各国、たとえば中国、北朝鮮、韓国、ロシア、そしてアメリカを加えて考えてみよう。いずれの国も自国の国家意識が非常に高い国ばかりである。

太平洋や日本海を挟んで取り囲まれているわが国だけが戦後この方、国家意識を捨て去り、生きてきた。つい70何年か前までは持っていた国民共通の意識が、戦後から今日まですっぽりと抜け落ちているのが実情だ。

そこで見直してみたいのが、本書で紹介する2つの事件である。いずれも敗戦直後の混乱期に発生した事例だ。

その陰には、いまの日本人が忘れている、いや、敢えて考えようとしてこなかった日本人としての誇りと矜持が満ち溢れていたのだ。


昭和20年8月9日、ソ連軍による奇襲攻撃が開始され、満州、千島・樺太において甚大な被害が発生した。このときに起こった惨劇のきっかけとなった要因のひとつは、1週間後の8月15日に下った天皇によるいわゆる「終戦の詔書(しょうしょ)」である。

関東軍が銃を置くことになったため、残された在留邦人約百数十万人(大連などの関東州含む)が凶暴なソ連軍の前に裸で晒される運命となった。そこまではある程度、知られていても、目をつぶったまま70年以上が過ぎた。

第一部「通化事件」とは何か?

およそ3000名からの日本人が、中国共産党軍と朝鮮人ゲリラによって虐殺されるという事件が起きた。国家がその機能を失い、実力部隊たる関東軍からも正式に見放された通化(鴨緑江に近い満州東部の町)で起きた大量虐殺事件の実態を是非知っていただきたい。

中国や北朝鮮ゲリラがいかに非道の限りを尽くしたかがお分かりいただけると思う。


第二部「満州の墓標」は現在の北朝鮮との境界にある満州の町、安東(現・丹東)で「安寧飯店」という飲食店を開き、凶暴なソ連兵から日本人の婦女子を守り、さらに傷病兵の日本帰還に尽力した日本人女性「お町さん」の奮闘ぶりを取材した実話である。

どちらも苦境に立つ満州で、日本人魂を忘れることなく命を捨て、ソ連や中国相手に闘った人々のノンフィクションだ。

それでは、事件が起きた昭和20年に時計の針を戻したい。戦争は8月15日に終わってはいなかった・・・

●印象に残ったシーン
①「泣くだけなけばいいさ。そのうち、涙も出なくなる。律子も知っているだろ、新京の陸軍病院に送り込まれてきた若い女の患者、両足の膝から下をソ連の戦車に轢かれて、足がボロ布のようになっていた。柴田大尉と俺がすぐに両足切断の手術をした。重傷者が殺到していたためモルヒネも足りず、両脚を縛り付けて猿轡(さるぐつわ)を噛ませて切(や)ったんだ。30歳にもなっていない若い母親だったが、泣きもしない。子供が先に殺されていて、もう涙も枯れていたんだな。あの岡部とかいう少年兵(両手切断)だって、涙も流さないだろ」

律子はそこまで話を聞くと、ようやく起き上がった。頬を伝つたう涙を拳で拭うとそのまま仁科に身体をぶつけてきた。

「ここでは涙には何の価値もないんだ。絶望すればするほどな。国もなけりゃ、武器もない。両足もない。両手もない。子供もない、親もない。そんなとき泣いていられるかよ。絶望に涙はいらないんだ、そう思わんか、律子」

②満州が滅び、逃避行が始まってからというもの、拉致・略奪で妾にされたり、また逆に生き残るために自ら中国人の妾になった日本人女性がいることを仁科は承知していた。

律子は略奪され、思想改造教育を施され、愛人にさせられたのだろう。律子が男の腕から離れないことが、何よりの証拠だ。暴力と学習の結果だ。仁科は、いかに彼らの共産化教育が狡猾なものか身をもって知らされ、もはやその場にいることさえ男として辛かった。

ここではルールも権利もない。

馬泥棒や牛泥棒ならこの場で撃ち殺せば済むが、話はそんなに簡単ではない。律子そのものが馬泥棒の愛人なのだ。しかも堂々としているではないか。あの涙はどこへ消えたのだ。

「戦争とは、相手の民族が絶滅して、そこで初めて終止符を打つものだ」幹部候補生時代にそう教わった。

だからこそ、真っ先に女子供が狙われる。種の根絶のためだ。戦争の目的は領土の拡張だけではない。攻撃すべき本当の目標は、実は相手国の種の殲滅、民族浄化の実践にあるのだ。レイプや拉致はその有力手段となる。

③戦闘部隊の前衛として想像を絶する残虐性を発揮したのが、朝鮮人民義勇軍を名乗る李紅光(りこうこう)部隊である。

「日本人は、全部表へ出ろ!

興奮した李紅光部隊と八路軍兵が叫びながら、日本人の家を1軒1軒叩き起こした。表に出した日本人の中から男だけをひと塊にし、さらに16歳以上、60歳までの者が1カ所に集められた。その数は実に3000人に達していた。

事件に関係があろうとなかろうと、日本人であれば誰でも同罪。日本人が憎いというだけの民族抹消(ジェノサイド)が始まった。

路地と言う路地から寝込みを襲われた日本人の群れが集められ、歩かされ、李紅光部隊に捕まった日本人は、1列縦隊で後ろ手に数珠繋ぎに縛られ、歩かされ、その縄の端が前の者の頭に括りつけられている。したがって、前の者が凍り付いた雪に躓くと、後ろの者も引きずられて躓く。後方から妻や幼子らが泣き声を上げて呼び続けるが、お構いなし。

④この事件は中国共産党の指揮により為された武器も持たない民間日本人への比類なき虐殺事件である。なぜこのような事態が、今日まで放置されているのか不思議でならない。今になっても抗議のひとつもできない日本国とは、いったいどういう国家なのか?

8月15日(正確にはソ連侵攻の8月9日)から始まった満州での戦争は、こうして最も悲惨な姿で終わりを遂げた。だが、国家が滅亡するそのさなか、命を懸けて戦った通化の抗戦派の問いかけに、まだわれわれ日本人は十分に応えていないのではないだろうか?

●アマゾンの書評より。下矢印

●中共の洗脳計画
2019年7月5日
形式: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入

私は いつも疑問に思っていた事が ありました、それは 帰還兵による 反日発言です。軍人でありながら 何故日本が 悪いというのか、それと反対に 同じ事帰還兵でも 小野田少尉のような方もいて 何故なのかって思いました。

でもこの本読んでわかってきた事がありました。それは 特に満州にいた 関東軍が 終戦後 日本人移流民を 置いて 逃げていった事実、その後 中共による 洗脳計画、スパイ計画に 多くの日本人が関わった事など 全く知る余地もなかったです。

愛国心のある日本人達は それでも 戦って散っていた方々もいたり 、根本中将のように 武装解除せず 多くの日本人を 帰国させています。あとお町さんのことなど 全く知りませんでした。もう何かに取り憑かれたように一気に読んでしまいました。

国が滅亡するとどうなるか?そして中共はまさしく恐ろしい国で有ります。今ウイグルや チベット、南モンゴルで行なっていることはまさに終戦後満州国で行ってきたことです。その頃から日本人を洗脳し日本へ帰国して政治家になった支那スパイがゴロゴロいるわけです。 この本は 日本多くの 人びとに読んでいただきたいです。

●ソ連・中共の蛮行に立ち向かった日本民間人たちの勇気
2018年11月4日
形式: 単行本(ソフトカバー)

この本には、2つの話が綴られています。

1つは満洲と朝鮮の国境に近い通化という町で起きた中国人による日本人避難民の大虐殺事件、もう一つは、同じ満洲の安東市で、ソ連兵の蛮行から2万人以上の日本人避難民を救うため、自らの命と引き換えに慰安婦宿を立ち上げた一人の女性おかみさん「お町さん」の話。

読んでいただければわかりますが、どうしてこういう事実を私たちは知らずにいるのか、ほんとうに申し訳ない気持ちになります。この二つの悲劇を読んでわかったのは、関東軍という軍隊は、満州という利権をソ連から守るためには、日本人を守る責務を簡単に放棄する組織であったことが改めて証明されたということです。

関東軍は、真っ先に武器を放り出して逃げ帰り、残された日本人民間人が、ほとんど素手でソ連兵・中国人匪賊と闘い、全滅した。関東軍が放り出した武器を中国人が奪い、その武器で日本人の婦女子・老人を残らず殺した。

真っ先に逃げ帰った関東軍司令官の草地という軍人は、戦後次のような苦しい言い訳をしている。「軍の主とするところは戦闘である。戦闘に際しては、隣の戦友が負傷しても見向くことすら許されない。あの作戦時、なぜ居留民より速やかに後退したのか、とただされるならば、それはただひとつ、作戦任務の要請であったと答えるばかりである。」

この弁明は、現在の日本の官僚の答弁と酷似していると感じるのは、私だけであろうか?
そして、迫るソ連兵を前に、一介宿のおかみさんだった「お町さん」が慰安婦を前に言ったの次の言葉。

「あたしは長いこと水商売をやってきました。素人とは違うんです。いまさら、一寸切られるのも、二寸切られるのも同じじゃないですか。日本の女性が被害を受ければ、その家族も被害者です。これは日本全体のためなんです。あたしたちは日本の女です。日本の女の力で日本を救おうじゃありませんか」

この二つの言葉の違いは、いったい何なのか?

「お町さん」のおかげで、どれだけ多くの日本人、特に婦女子の命が救われたか。「お町は日本の女でございます。この目玉が黒い間は滅多に餓死させるものではありません。お町は唐人お吉ではございません。お町には国府も八路もございません。日本人のために生き、死ぬばかりでございます。時を経て一顧だにされないだろうことは、覚悟の上でございます」

「お町さん」は八路軍に逮捕されて銃殺されてしまいますが、最後まで凛として胸を張って堂々とされていたそうです。このような先人の犠牲があって、戦後の日本がある。この歴史的事実を知ることが、これからの日本人に必要ではないか、と強く思った次第です。
少しでも多くの日本人に読んで欲しい一冊です。

★【討論】どうしてこんな日本に?これでいいのか?文科省[桜R1/8/31]★

パネリスト:
施光恒(九州大学大学院准教授)
田中秀臣(上武大学教授)
寺脇研(映画評論家・京都造形芸術大学教授・元文部官僚)
富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)
浜崎洋介(文芸批評家)
原英史(株式会社政策工房代表取締役社長)
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総