堺市内の子供食堂で活用する食品を集めようと、市は7日、家庭で手つかずのまま余っている食品を集める「フードドライブ」を始めた。
市役所高層館1階(同市堺区)に専用の箱を用意し、子供食堂の取り組みを紹介するパネル展も実施している。
回収は本日までで、午前10時~午後4時まで。
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市は平成29年7月、「さかい子供食堂ネットワーク」を開設し、子供食堂の運営に必要な情報提供や研修会の実施、開設準備経費の補助などを行ってきた。
現在、市には約30ヵ所の子供食堂があり、市民ボランティアや事業所などが、地域の子供たちに、無料や定額で温かい食事や居場所を提供している。
市によると、これまで、認定NPO法人「ふーどばんくOSAKA」から食品の提供を受けることが多かったが、より多くの人から食品を集め、子供食堂の活動を知ってもらおうと、今回初めて、市が実施した。
回収できるのは、賞味期限が記載され、期限まで1ヵ月以上ある未開封、包装、外装が破れていない、常温保存の食品に限る。
集まった食品は、「ふーどばんくOSAKA」に提供し、仕分けした後、市内の子供食堂などの施設で活用する予定。
この日は、市民らが米やレトルト食品、缶詰などを持ち込んでいた。
大阪市住吉区の溝端美喜子さん(70)は「家で余っていた砂糖を持ってきた。ぜひ活用してもらい、子供たちに喜んでもらえれば」と話した。
市の担当者は「これを機に、子供食堂の取り組みを知ってもらい、身近に感じてもらえればうれしい。使わない食品を寄付してもらえれば有り難い」と話している。
さかい子ども食堂ネットワーク事務局
〒590-0078
堺市堺区南瓦町2-1 堺市総合福祉会館内
社会福祉法人 堺市社会福祉協議会 地域福祉課 地域共生推進係
電話:072-232-5420
FAX :072-221-7409
E-Mail:chiikifukushika@sakai-syakyo.net
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★はしか流行地、妊婦避けて、産婦人科医会が注意喚起★
開業医らでつくる日本産婦人科医会は、妊娠中の人ははしかが流行している地域に行くことを極力避けるよう注意を呼び掛けた。妊娠中にはしかにかかると重症化しやすいほか、流産や死産、早産の可能性が高まるとの報告があるためとしている。
注意すべき地域として沖縄県、愛知県、タイ、フィリピン、中国、台湾、インドネシア、イタリアを例に挙げた。
https://www.sankei.com/life/news/180509/lif1805090031-n1.html