トランプ氏、党内支持率ダントツ過去最高の49%、ルビオ氏16%、クルーズ氏15% | 中谷良子の落書き帳

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米CNNテレビが29日発表した世論調査の結果によると、大統領選の共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の全米での党内支持率が、過去最高の49%に達した。

序盤戦最大のヤマ場となる「スーパーチューズデー」が3月1日に迫る中、トランプ氏にとっては追い風だ。

2位のマルコ・ルビオ上院議員(44)は30ポイント以上差の16%。以下、テッド・クルーズ上院議員(45)15%、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)10%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)6%と続いた。

一方、民主党の指名を争うヒラリー・クリントン前国務長官(68)は55%、バーニー・サンダース上院議員(74)は38%。

CNNテレビは「トランプ、クリントン両氏とも大統領選で2大政党の先頭に立つ態勢が整った」と伝えている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2016030100097

先日、日曜午後10時~生放送の人気司会者、宮根誠司氏の“Mr.サンデー”の動画を観ていましたら(動画を貼りつけようとしましたら削除されていました)

今、全世界で移民と自国民族による経済的な利害、言語、宗教、価値観の違いによる対立は全世界で起きており、深刻化しているのだと実感しました。

そして一番驚いたのが、11月行われる米大統領選での民主党クリントン候補、トランプ氏による共和党候補者指名争いによる党員集会において、日本における“ヘイトスピーチ”問題と非常に日本と類似した様相になっていることです。

リポーターが、クリントン候補、トランプ候補に“日本が好きであるか?”という質問をし、反応をうかがうという取材方式で、民主党の党員集会、共和党の党員集会に足を踏み入れていたのですが、なんと!トランプ氏の党員集会には、メキシコ移民が多数押し寄せ、メキシコ国旗を高らかに掲げ、皆、次のようなプラカードを掲げてお下品にわめきまくっていました。

『NO TRUMP!』
『DONALD TRUMP PRESIDENT?THAT SHIT IS FUNNY!』
『NO RACISM!NO FASCISM!』


既に勘の良い方々なら、お分かりのように、ここ日本で“人権、差別”を盾にし、実際は日本人に対する言論弾圧、恫喝行為をし、暴れ狂っている日本人に対するヘイトスピーカーの方々と同じようなことをしているんです。

そして集会に駆けつけ、並ばれていたトランプ氏、支持者の男性が、たまらずメキシコ移民に対し、

「メキシコに帰れ!」

と繰り返し連呼されていました。

私は、これは差別でもなんでもないと思います。

誤解なきよう言っておきますが、ラティーノは、過去に知人でもいましたが、人懐っこく陽気で明るく、その場にいる私もとても明るい気持ちにさせられてしまいます。それに彼らは日本人が大好きで、とても情熱的です。

もちろん良い人もいれば悪い人もいる。

しかし、“情熱的・楽観的・人懐っこい”のは裏を返せば、適当で、いいかげんな人間性とも取れるのです。

そしてものすごく嘘が多く、日本人ならば絶対に信用しないような他人から聞いたお話を、大雪だるまくらい積りに積もらせて、あたかも真実であるかのようにお話をします。

このようなお話、日本でも聞いたことがあるような内容ですね(笑)

過去から私が記事で取り上げていますように、メキシコでは麻薬王が大手を振るって幅を利かせています。

メキシコでは一桁くらいのお金持ち以外、ほとんどの人々が貧困層という格差社会で生きていますが、生活苦な難民ほどの生活を強いられている国民はいないのですが、政情不安なメキシコでは、安定して儲けられる産業が麻薬の栽培です。

確かにこういった悲劇の国に住むメキシカンに同情もしますが、北アメリカはこの麻薬の巨大市場です。

メキシコは、この生産地と需要地の唯一の通過ルートであることが最大の問題です。

メキシコのマフィアは日本のヤクザとは規模が比べ物になりません。

最近もメキシコマフィアのボスが刑務所から脱獄したという事件がテレビで報道されていましたが、ヤクザのようにアンダーグラウンドな組織ではなく、王なのです。

日本で麻薬事件を犯した組長が脱走を図り、逃げ惑っていても警察が捜査をするのみですが、メキシカンマフィアの麻薬王、脱獄の大捕物では、軍が出動し、装備もちょっとした兵隊並みです。

つまりメキシコという国の中に、麻薬産業を持ったもうひとつの国があるような状態なのです。

いわばISと似たような節があります。

そこでたくさんのメキシコ人が麻薬で生計を立ててマフィアに関わっています。

過去にも麻薬撲滅の為に命を張って闘い、やはり殺されてしまった女性市長などもそうですが、抗争中の他マフィア、マフィアを報道したジャーナリスト、政治家、警察幹部、軍人などなどが口では言えないくらい、過去にもご紹介しましたが残虐非道に殺されます。

こういったことが連綿とメキシコでは続いているのです。

そして毎年多くのメキシコ人がアメリカに不法入国しています。国がそういう状況だからというのも、ひとつの原因です。

アメリカではヒスパニックに対する過激な差別?政策を行う州もあります。

こういう状況だと知っていればアメリカ人の防衛意識の高まりや、トランプ氏がなぜあれだけの絶大な支持を得られるのかも日本人は少し理解できると思うのですが。

“アメリカに行けばアメリカンドリームを誰でも手に入れることができる”と夢を見て、貧しい人々が、英語もろくに話せずに大量に移民として住み着き、真面目に働いている者もいる一方で、悪事を働いている者も多いという現実に目を瞑り、トランプ氏を、ただ悪意に満ちた差別主義者だというのは物事の本質に目を背けている日本のメディアと変わらないな、と思います。

痛ましい現実から逃避するため、希望や夢を求めてメキシコ移民はアメリカに渡っていると思うのですが、やはり国民性、言葉の不自由さ、犯罪発生率が邪魔をして軋轢を生んでいるというのが実態です。

非常に難しい問題ですね。

ただやはり日本国内の問題と同様、メキシコ人は自分や家族のことしか考えていないのです。

私は、トランプ氏のジャパンバッシングの再来的な発言、白人至上主義的な発言には眉をひそめてしまいますが、仰っていることには一理あるのです。

メキシコ人女性が共和党党員集会において、アメリカ人男性参加者に中指を立てながら喧嘩を売っている姿、その一触即発の対立に警察が予防線を張っている様を見ていると昨今における日本で巻き起こっている“ヘイトスピーチ”という名の“日本人差別、弾圧”問題の構図と本当に、よく似ており、移民問題についても日本は真剣に対策を打たねばならない時期に差し掛かっていると思いました。

なぜなら、このような事態は対岸の火事ではなく、EUによる移民問題における国家崩壊を見ているとわかるように、必ずここ日本においても、私達の意思に反して政府は、いつかは移民を受け入れる日が確実に来るという胸騒ぎがします。

先日の国勢調査からもわかりますように、人口減少に拍車がかかっており、ここ大阪では戦後初の人口減少を記録しており、空き家もどんどん増加している。

そういった空き家を中国の犯罪組織がアジトとして犯罪に利用している事実。

先日の産経新聞に載っていましたが、その昔ブルガリアで少子化対策として導入された独身税を取り入れるのも致し方ないかもしれません。

それほど日本の人口は危機的状況です。

反対と叫ぶのはけっこうですが、土木建設、販売サービス、清掃介護他、労働集約的現場の人手不足は、この状況ではどうやって打開策が見出せるのでしょうか?

保守の方々は考え方が、短絡的すぎる傾向があります。そこを考えなくては、この問題は1歩も前進しないのです。

しかし移民を一旦受け入れてしまえば、深刻な問題、悪影響が出てくることは当然のことながら、大変ショッキングですが日本民族の絶滅を意味するものであると思います。

日本は、ここへきて重要な局面を迎えようとしています。

このクリントン氏VSトランプ氏の候補者指名争い、および米大統領選は、海を超えた他人事のお話ではないので日本人である私達も、しっかり注視していかねばならないと思います。


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