『毛沢東の大飢饉』著者、楊継縄氏、出国禁止 | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

中国の有名な記者楊継縄(よう けいじょう)氏の著書『墓碑』(日本語訳『毛沢東の大飢饉』)が「壮大なビジョンと強­権に恐れない報道精神」で中国の大飢饉の真実を明らかにしたことを評価され、ハーバー­ド大学の2016年ルイスライアンズ賞(Louis. Lyons Award)を受賞しました。しかし、来月、米国での受賞を前にして、出国禁止になり­ました。



★中国で学生を「ネット警察」に雇用 過去2年で50万件「不法情報」を削除★

国際ジャーナリスト連盟は、北京市公安局が学生の「ネット警察」を募集して、ネット上­のいわゆる「不法情報」を監視していると報告しました。

報告によると、中国では3000人を超える若者が「ネット警察ボランティア」に参加し­、過去2年の間に「不法情報」を発信したネットユーザー8400人を警告し、50万件­以上のメッセージを削除、9000個のユーザーIDを封鎖したとされています。



★スペイン国家警備隊が中国工商銀行マドリード支店を捜査★

2月17日、スペイン警察がマネーロンダリングの調査中に、マドリードにある中国工商­銀行支店を捜査しました。



★中国当局が「 基本法第23条」成立を強行の動き 香港旺角衝突事件を理由に★

香港旺角(モンコック)衝突事件について、中国政府は「本土の急進的な分離組織が画策­した暴動事件」と位置づけました。これを受けて、親政府側が「基本法第23条」の立法­を呼びかけているの、民主派は批判しています。