こちらのつづき
ところが、この日露戦争の勝利は、日本と朝鮮半島の安全保障を確立しただけではなかった。
十六世紀以降、アジア・アフリカ諸国が次第に欧米列強の植民地支配に飲み込まれ、その波が中国や朝鮮半島に迫りつつある時、明治維新を断行して近代化を成し遂げた同じ有色人種の日本人が敢然として立ち上がり、白人勢力を完膚なきまでに敗北させた姿は、西欧列強の支配下にあって苦闘を繰り広げたアジア・アフリカの人々だけでなく、ロシアの圧制に苦しんでいたフィンランドやポーランドの人々にも、民族独立の夢と希望に光を与え、各地の民族運動に大きな影響をもたらしたのである。
では、日露戦争に強い影響を受けた当時のアジア・アフリカ諸国の指導者と識者は、日露戦争に対して、どのような印象を抱いたのだろうか。
その中から代表的なものを取り上げて、彼らに与えた影響を見てみよう。
①孫文(中華民国建国の父)
「日露戦争によって、日本はロシアを朝鮮と南満州の外に追い出し、ついにロシアの世界侵略政策をひっくりかえして、東亜の領土を保持したので、世界に一つの大きな変化が生まれた」
②蒋介石(国民党主席)
「日露戦争に関して、中国の民意は、日本に同情的であった。それはロシアの横暴さに対するいきどおりからくるものである。義和団の乱を口実に、東北三省に居座り、中国の徴兵要求に対しては逆に無理難題を吹っかけ、日露戦争が始まると、軍艦をわがもの顔に、中国の港に出入りさせるロシアに対して、中国人の怒りが向けられたのは、自然のなりゆきといえよう」
③ファン・ボイ・チャウ(ベトナムの民族主義者)
「日露戦争は私たちの頭脳に一世界を開かせた」
④ネルー(初代インド首相)
「アジアの一国である日本の勝利は、アジアのすべての国々に大きな影響を与えた。わたしは少年時代、どんなにそれに感激したのかを、おまえによく話したことがあったものだ。(中略)いまでもヨーロッパを打ち破ることもできるはずだ。ナショナリズムはいっそう急速に東方諸国に広がり、[アジア人のアジア]の叫びが起こった」
⑤ウ・オッタマ僧正(インドの独立運動家)
「日本の隆盛と戦勝の原因は、英明なる明治大帝を中心にして青年が団結したからである。われわれも仏陀の教えを中心に、青年が団結・決起すれば、必ず独立を勝ち取ることができる。長年のイギリスの桎梏(しっこく)からのがれるためには、日本にたよる以外に道はない」
⑥バー・モウ(初代ビルマ首相)
「日本の勝利はアジアの目覚めの一歩」
⑦レーニン(ロシアの革命家)
「旅順の降伏はツァーリズム降伏の序章。革命の始まり」
⑧デュボイウス(アフリカ解放の父)
「有色人種は日本をリーダーとして従い、人種平等・民族独立を達成すべきである」
⑨シーラーズ(イラン解放の父)
「日本の足跡をたどるならば、われわれにも夜明けがくるだろう」
以上の証言からも分かるように、この日露戦争の勝利は、単に日本と朝鮮半島の安全保障を確立しただけではなく、欧米列強やロシアの圧政に苦しむ人々に大きな影響を与えたことは確かであろう。
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