Danceはしていますがバレエにはあまり興味ないけれど、Natalie Portman主演ですし監督は「Wrestler」のDarren Aronofsky。
Academy Awards5部門にNominateされてますしね。
これはすごいに違いない!と思って、行ってきました。
いや、凄かったです。
Natalie Portmanにはなんか乗り移ってるね!
最初からず~~っと息もつけない感じで、Lastでは感動で心が震えました。
本当に鬼気迫る演技。
母親の期待を背に、バレエ一筋に生きてきてやっと掴んだ主役の座。
可憐で清楚なNina(Natalie Portman)は、白鳥の踊りはこなせても、臆病な性格から魔性に染まった黒鳥にはなりきれません。
完璧主義者の彼女は、ライバルへの嫉妬や憧れ・孤独、そして期待に応えられない自分への焦りなどから精神的に追い込まれていきます。
その心の闇と言うか極限の状態がすごい。
Ninaはバレエのために、どれだけのものを犠牲して孤独に過ごし、精神的に追い込まれてきたのでしょうか。
彼女の踊りを見て、そして彼女がどんどん現実と悪夢の間を彷徨うのを見て、彼女の向かう先にあるものを想像して...息が苦しくなっちゃいました。
バレエシーン、美しいです!
黒鳥へ変身していくNatalieの演技がこれまた凄いです!
これだけ見る人を魅了するNatalie Portman、どれだけバレエの演技指導受けたんだろう。
人を感動させるにはそれなりのというか想像を絶する努力があるんだろうと思います。
それを表に見せるかどうかはまた別として。
あらゆるDanceで人を魅せる、惹きつけるということは本当に難しいんです。
振り付けを担当しているのがNYバレエ団のPrincipalでもあるBenjaminです。
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