取調室可視化反対 | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

地震ネタを書きたかったんですが、以下の事件で、ものすごく腹が立ったことがあったので、ちょっとネタにします。
ちょっと前のNewsなんだけれど↓

★【大阪】警部補から脅迫的取り調べを受けた男性を窃盗で逮捕★

大阪府警は22日、府警の警察官から脅迫的な取り調べを受けた被害者の男を、別の窃盗事件で逮捕した。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪・吹田市の会社員・岡本和真容疑者(35)
警察によると、岡本容疑者は09年末から2週にわたり、勤務先の会社から納品されたばかりの新品のパソコンや付属のメモリー(約20万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

岡本容疑者は去年9月、大阪府警警部補・高橋和也被告(34)から任意の取り調べを受けた際、脅迫的な取り調べを受けたとして告訴していた。

岡本容疑者の弁護士は22日午後の会見で、「(高橋被告の)初公判翌日で、別件での逮捕は意図的なものを感じる」と話した。こちら

↑この容疑者、以前の警部補からの恫喝音声テープ事件の件の時から怪しい、怪しいと思ってましたが、結局別の容疑で逮捕されてますね。
そして、岡本容疑者の弁護団も屑すぎる!!

大阪府警がどうであれ、この警部補が、以前からかなり叩かれているけれど私は、逆にこの警部補を支持したい。
私は警察をあんまり信用していないけれど、この件については警察側がかなり酷く叩かれているのは、ちと違うのではないかと。

海千山千の犯罪者の口を割らせるには尋問テクが重要なわけですし。
日常的にこういう事をしていると問題ですが、犯罪者って本気で問い詰めないと認めないですし、大阪府警は暴力団・在日・部落・言葉は悪いですが、民度の低い人を相手してるんだし、ある程度は仕方がないと思われます。

それよりも、最初にこの高橋警部補をic-recorderを使い、罠に陥れたこの根性の腐った岡本容疑者が許せませんね!!
やはり、この高橋警部補も、何らかの確証がなければあんな恫喝めいた取調べなんてしていなかったと思います。

そして、寄ってたかって、この警部補をMediaは延々特集して叩いたくせに、この容疑者の余罪が発覚してからどうですか?

報道各社は、上記のNewsを大々的に報じましたかね?
私が知る限り、どこのTV局も報道してませんでしたよ。
本当に酷い。

関東地方の方は、あの警部補のテープを聴いて『怖い』という声が多かったみたいですが、関西人が怒ったら、あんなものですし、けっこう巷では耳慣れた光景みたいなものw

ハッキリ言って、ああいった甘ったれた岡本容疑者のようなPCを転売して、女性をどうにかしようとして罠を仕掛けていたような腐った奴には良いお灸ですし、締め上げて正解です。
取調べなんて、大人しくしてたら相手にナメられるだけでしょ。

『警察が言う事だから警察が正しい』とは100%思いませんが(実際、確かに何も分かっていないのに上から目線の刑事とかいますし)線引きは難しいけれど、「毒には毒をもって制す」というのは、経験した人しかわからないでしょうから、一般人は経験もしていないのに、ああだこうだ言い過ぎるなぁ、と一連の流れを見て思った次第です。

ただ、上記の事件の岡本容疑者は、弱者を装った人間の屑。生きている価値なし。
腐った性根を西村斉&荒巻氏にしごかれて、叩き直していただきたいですね。

そして、取調べ室可視化も反対!!!
鈴木宗男氏と松山千春氏が、取調べの全面可視化法案即時成立を求めて、署名を昨年の暮れから集めだしているそうですが、そんなことは断固反対です!!
左翼もネット上で、この署名活動をどんどん広めていってます。
鈴木宗男は今まで、散々悪いことをしてきているのに、何を血迷ったことを言ってるんでしょう?

以下は、坂東忠信さんという元警視庁通訳捜査官の方が書かれている記事です。
すっごく同感します。↓

人の心を知らないのは、最近の警察にもそういう傾向が起きています。
最近は容疑者の取調べ風景が様変わりしているようです。

私が現役の頃ですと、取調室に入ったらまず

『タバコの1本でも吸うか?』

と容疑者に出したりしたものですが、今はこの段階でダメなんです。
つまり

『私は刑事さんからタバコを薦められましたので、もらった以上は話さなくてはいけないと思い自白しました』

なんて容疑者に言われたら調書の証拠能力がなくなるんです。
さらに取調室でお茶を出すのもできなくなっています。

刑事と容疑者であっても、人間同士ですからちょっと和みたいときは

『おい、お茶でも飲もうよ』と言ってお茶を入れたりしますよね。

でも今は

『私は刑事さんにお茶を出されましたので、「お茶の代わりに話せ」ということだと思ってついつい喋ってしまいました』

と公判で言われかねない。

すると、

『自主的な供述ではない』と判断されて証拠として採用されないのです。

『人権、人権』と言われて、警察内部で予防線を張っているうちにどんどんダメになってきたのだと思います。

さらに厄介なのは、最近議論されている取調室可視化の問題です。
これは取り調べにおいて容疑者の人権確保のために取り調べの状況を録画するというものです。

でも実は、これで困るのは容疑者のほうでもあるのです。
例えば中国人犯罪者の場合、彼らの強盗や住居不法侵入、窃盗という犯罪行為は必ず複数でやるんです。

私はこれまで1400人もの中国人を取り調べてきましたが、そのほとんどの容疑者には共犯がいます。
反省した容疑者は、本当のことを喋って少しでも心証を良くしておきたいと思うものですが、仲間のことをうたった(自白)ところを録画されるのは誰だって嫌でしょう。

取調室で自白ができない状況になるから、もはや取調べなんてできなくなってしまうんですよ。
安全保障にしても、治安にしても、組織を動かすための根本の仕組み作りにおいて、日本は欠けている部分が多い。

ただ、そういう問題について現場の自衛官や警察官から声が上がることは極めて稀です。
この問題について、私たち全員があらゆる機会を捉えて声を出していかなければならないと思います。

そして、こちらは長野聖火リレーで見た警察官について述べられています↓

立ち入り禁止の長野駅前の巨大な岩のモニュメントの上に大勢乗って、五星紅旗を振っている。
警官は注意して阻止するのが常識ですよね。
それを自由にやらせていました。

絶対「荒れる」と思われる場所にもかかわらず、警察は機動隊に防具を付けさせずに制服で配置につけました。
これは中国人を刺激しないようにという上層部の判断でしょう。

取調べをすれば嘘ばかりつくし、「なりすまし」にも手をつけられないし、現場の警察官は、本当は中国人に頭にきているんですよ。それでもああいう風にやらざるを得ない彼らの心を思うと、私はTVで見ていて涙が出ましたね。

治安を守るべき警察官が、あんな治安状態を目の前にしながら、中国人を逮捕できずに日本人を逮捕したのです。
本来守るべき街の治安より、事なかれ主義で政治を動かす政治家がいると、警察も正常な動きができなくなります。