タイの犬たち、性器肉腫の治療にご支援ください! | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

タイ在住で、動物愛護の活動をしてらっしゃる方からの支援要請です。
日本からもタイの犬たちとタイの活動家たちに、志を送ってあげれればと思い、転載しました。
なんと600円で、一頭の犬を痛みから救ってあげることができます。
円の強さが発揮できるのではないいでしょうか?
私も寄付に賛同しますビックリ

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私は先日、バンコク都とウタイタニ県シェルターに見学に行ったわけですが、ここの大きな問題点は人間のモラルはもちろんですが、国の予算がなさ過ぎること。
それにより殺処分がないのに命が失われてしまうということもあるのです。

予算がないからバンコクのシェルターの状態も最悪、輸送条件も最悪。
食料危機に見舞われることもあるそうで、そんな基本的なことが保証されないなんて。過酷なプロセスを乗り越えてウタイタニに来ても獣医はたったの2人だけ。

これでは健康管理どころか、病気になっても気がつかなかったり、じゅうぶんな治療はしてあげられません。

ウタイタニでは現在VG(可移植性性器肉腫)という癌の一種である病気にかかっている犬が100頭はいるそうです。
日本ではほとんどないこの病気はタイでは非常に多いのです。

シェルターへは日本から野良たちのために来タイして下さった獣医師M先生といっしょに行きましたが、そのM先生からのコメントを頂いてます。

あせ可移植性性器肉腫とは。。。あせ

〈症状〉外陰部や陰茎に潰瘍性でカリフラワー様の腫瘍が形成される。
生殖器以外にも臭いを嗅いだりなめたりすることから口腔、口唇、鼻腔などにも発生する。
腫瘍の転移の可能性はまれで、5%以下と言われている。

〈原因〉交尾や性器のにおいを嗅いだりなめたりするなどの濃厚な接触により伝播する性器の腫瘍である。

品種や性別などに関係なく発生するが、野生犬や放浪犬が沢山いたり、繁殖管理が行われていない犬が多い地域で最もよく発生する。

熱帯・亜熱帯に多い。メスの方がオスよりも罹患しやすい。

〈治療〉化学療法としてビンクリスチンの投与や放射線療法もあり。
普通群れで管理している場合は、正常犬との隔離が最も重要になります。
また、ビンクリスチンは抗ガン剤になるためとっても高価です。

このガンは、ほっといても自然消失してしまうことが多いらしいですが、やはり年齢や個体の免疫状態によっては転移し予後不良になる場合もあるようです。

いずれにしても、外科的切除や抗ガン剤などによく反応する腫瘍なので、適切な治療を行えば完治する確率は高いようです。

可移植性性器肉腫を患っている犬、隔離されてません。(写真提供M先生)

中央正面向いている犬の顔が腫れているのがわかりますか?!
ワクチン等のアレルギーなのか、歯肉炎なのか口腔内の腫瘍なのか、唾液腺の腫瘍なのかわかりませんが、ちゃんとした処置がされてないのがかわいそう…byM先生

国の予算がないために薬が買えず、治療できないでいます。

そこでまずは、100頭の可移植性性器肉腫を治す薬を買うために皆様からの支援金をお願いしたいのです。

薬は中型犬で1匹につき、約4回の薬投与が必要で、約1アンプル200バーツ(約600円)かかります。

ご協力頂ける方は私のブログこちらをご覧下さい。
在タイの方でご協力下さる方は私にメッセージを下さい。

命をなくさないように環境を整えるための資金がなくて困っています。
タイの犬たちを救うことにご協力下さい!!!

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