尼崎市の犬繁殖業者施設等に家宅捜索 | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

尼崎市の違法な犬繁殖業者に対して、17日に行政が立ち入り調査をしましたが、本日は兵庫県警が家宅捜索に入りました。

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犬200匹無許可飼育容疑で施設捜索 

尼崎市保健所も
http://www.asahi.com/national/update/1225/OSK200912250009.html

2009年12月25日 朝日新聞

兵庫県尼崎市の犬繁殖業者が無許可で多数の犬を飼育していた問題で、兵庫県警は25日、「ペットショップ尼崎ケンネル」の5階建て施設などを化製場法違反(無許可飼養)と狂犬病予防法違反(予防注射の未実施など)の容疑で家宅捜索した。

違法状態を知りながら事実上放置していた尼崎市保健所も関係先として捜索。

県警は、押収した資料をもとに違法な飼育の実態解明を進める。

ほかに捜索を受けているのは、施設内にある経営者(54)の自宅と市保健所の傘下の「市動物愛護センター」(尼崎市西昆陽4丁目)。

午前8時半すぎ、計40人の捜査員が尼崎ケンネルの施設や市保健所に相次いで入った。

生活経済課によると、尼崎ケンネルが、10匹以上の犬を飼育する場合に尼崎市長の許可が必要な区域内にあるのにもかかわらず、経営者は許可を得ずに約200匹の犬を飼い、一定数以上のペットを飼う場合に自治体から許可を取ることなどを定めている化製場法に違反した疑いがある。

さらに、これらの犬の一部について、狂犬病予防法で義務づけられた尼崎市への登録や年1回の予防注射を怠っていた疑いがあるという。

尼崎市は17日の立ち入り調査で、ペット市場で数万~数十万円で売買されているチワワやヨークシャーテリアなど318匹が施設内で違法飼育されていることを確認。

生活経済課は、経営者が尼崎市では1匹3千円かかる犬の登録料や2650円必要な予防注射代などを免れるために、無許可飼育を続けていた疑いが強いとみている。

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尼崎の繁殖業者を捜索 

犬の違法飼育容疑で県警 
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002603620.shtml
2009年12月25日 神戸新聞

尼崎市の犬繁殖業者が市長の許可を得ずに10匹以上の犬を飼育し、狂犬病予防のワクチン接種も受けさせていなかったなどとして、兵庫県警生活経済課と尼崎東署などは25日、化製(かせい)場法違反と狂犬病予防法違反の疑いで、同市高田町2、ペットショップ「尼崎ケンネル」など関係先4カ所を捜索した。

同店は約10年前から販売目的で犬を繁殖させており、同課などは大規模な違法飼育に至った経緯などについて経営の男(54)らから事情を聴く。

一方、同市は約5年前から50匹以上を店から引き取って殺処分をしており、同課などは関係先として市保健所や市動物愛護センターも捜索した。

捜索容疑は、経営者の男は今月9日までに、同市長の許可を受けず、犬約200匹を飼育し、狂犬病予防法の登録や予防接種も怠っていた疑い。

化製場法では、同市の場合、10匹以上の犬を飼育する際に市長の許可が必要とされ、違反すれば1年以下の懲役などの罰則が定められている。

尼崎市によると、同店は5階建てビルにチワワやプードルなど約320匹を飼育。

鳴き声や悪臭に近隣から苦情が寄せられ、市は今月17日、緊急の立ち入り調査をした。

(2009/12/25 14:20)

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