ペンは剣より強し! | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

「暴くのか、逃げるのか・・・。
それは、1人の新聞記者が見た“現代アメリカ最大の闇”
政治裏工作を暴く、ベテラン新聞記者役のラッセル・クロウ」

今日「消されたヘッドライン」という映画の試写会へ行ってきましたmovie*

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評価★★★★★↑↑

これが、またムチャクチャ面白かったきらきらはーと
最近観た中ではダントツびっくり
イマイチ盛り上がりに欠けると途中で眠たくなる癖があるJellyでも、これは初っ端から眼がギンギンでした目
とにかく、久しぶりに面白く満足感に浸れた映画だった良かった100点

最初は新聞記者役であるカル・マカフリー役は、ブラッド・ピットが候補に挙がっていたらしいけど降板したらしくラッセル・クロウが引継ぎ。
それで正解。
まさに、ラッセル・クロウの親父臭さとマスコミジャーナリストとしての役の雰囲気などはマッチしていた。

物語は・・・
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、
ある殺人事件を取材する内に、同じ日に起きた別の事件との関連に気が付く。

それは友人の国会議員コリンズ(ベン・アフレック)の女性スキャンダルに纏わるものなのだが、背後には巨大な陰謀の影がチラついていた・・・。

本作はイギリスBBCテレビの人気ドラマが大元のポリティカル・サスペンスで、脚本は「フィクサー」のトニー・ギルロイ。

主演のラッセル・クロウはディカプリオと共演した前作
「ワールド・オブ・ライズ」出演時に30キロも激太りしていたのが、
ほぼそのまんまの運動不足な中年風体。

それにしても彼の出演する作品にハズレはないな~
「アメリカン・ギャングスター」も良かったし。
と言い切れるほど過去作品群は充実しており、
今回も映画好きなファンを納得させる出来栄ですね。

事件の真相がどこにあるのか、最後までドキドキでした。

真相を突き止めて報道することに人生の全てをかける新聞記者カル。
彼は話題性だけのスキャンダルや裏の取れない事柄には見向きもしません。
真実と向かい合ってきちんとした記事を書くことこそが記者の仕事だと信じています。

一方、カルの旧友であるコリンズ議員も巨大軍事企業に対する公聴会の中心人物で、戦争で拡大する軍需産業にとっては目障りな存在でした。

そんなコリンズ議員がスキャンダル騒動に巻き込まれます。
カルはWEB記事担当の記者デラ(レイチェル・マクアダムス)と共に
コリンズ議員の女性スタッフの事件を追って行きます。

そして、その前夜にあった若者たちの殺人事件が単純な麻薬がらみなどの事件ではなく、実は女性スタッフの事件と関連があることに気付いていきます。

二つの事件に見えてきた同じ殺人者の影。
その殺人者の正体は何者で、その狙いは何か。
そして何故、黒人の若者と女性スタッフは殺されなければならなかったのか。

二つの事件が絡み合った時、事件の裏にある真相が次第に明らかになってきました。

新聞記者の真実を追う姿が詳細に描かれていて興味深かったです。
カルは旧友を助けるために事件にのめり込んでいきます。

事件は細い糸が繋がっていくように真実へと繋がって行き真相を追えば追うほど大きな陰謀が浮かび上がっていきます。

そのひとつひとつの調査の裏を丹念に取って真実を見極めようとする彼の姿は、売り上げに踊らされて簡単にスキャンダルを書き上げようとする多くのマスコミとは対照的。
そして、彼の執念が実った時、真実は彼の予想も付かない姿を見せ始めました。

ネタばれするので詳しくは書きませんがエンドロールも印象的で良かった。
自分たちの身を危険に晒してでも苦悩と闘いながら真実を伝える姿勢を貫き、それを見せる新聞記者、新聞社が日本にもあればいいのに・・・と、つくづく感じました。

日本の屑マスゴミ共へ捧ぐ。

公開は22日です。これは観た方がいいですよ~!

あと、映画を記念して市民ジャーナリスト(ブロガー記者)も募集しているよう。以下は詳細↓

ジャーナリズムの現代を鋭くえぐった話題のサスペンス大作「消されたヘッドライン」の日本公開を記念して劇中に登場する新聞、「ワシントン・グローブ日本版」がWEB上に出現。

そこは特ダネを競う市民ジャーナリスト(ブロがー記者)の活躍の場。
ラッセル・クロウ演じる本場アメリカの敏腕記者にも負けないくらい、知恵と行動力で特ダネをキャッチして、みんながビックリする記事をアップしてください
腕に覚えのある貴方参加してみては?

審査は現地で活躍中のジャーナリストや著名人らしく、貴方のブログが認められるチャンス!!
動物についてのブログも募集してますはーと
苦しめられている動物達を救いたい方なども、これを機にドンドン投稿、ご自身のブログの宣伝をしてみては?↓
http://www.washingtonglobe.jp