🎾テニスDEポン エピソード23


「今、テニス業界はどうなっているのか?」

今日は少し視点を広げて、

“現在のテニス業界”を見ながら、
この先5年を考えてみたいと思います。

・テニスコート・テニスクラブ・テニススクール・テニスショップそれぞれ、

「今どうなっているのか?」「この5年で何が変わったのか?」「この先どうなるのか?」

できるだけシンプルに整理してみます。

■まず大前提日本のテニス人口は、長期的には微減傾向です。特にジュニア人口は、減少傾向が続いています。

ただし「テニスが人気なくなった」という単純な話ではありません。今起きているのは、“テニスの楽しみ方の変化”です。

■① テニスコート業界

【現状】全国には多くのテニスコートがあります。ただ、・老朽化・維持費・電気代などの問題が増えています。特に屋外コートは、天候の影響も大きいです。

【この5年】

コロナ時期には、「密になりにくいスポーツ」としてテニスが再評価されました。一時的に利用者も増えました。ただ、継続できた人はそこまで多くありませんでした。

【今後5年】

今後は、“量より質”の時代になると思います。・快適なインドア施設・AI予約・冷暖房・少人数空間など、「続けやすさ」が重要になるでしょう。

■② テニスクラブ業界

【現状】昔ながらの会員制クラブは、高齢化が進んでいます。一方で、・家族型・地域型・ジュニア型は比較的元気です。

【この5年】大きく変わったのは、“所属意識”です。昔は、「クラブに所属する」が主流でした。今は、「必要な時だけ利用する」という考え方が増えています。

【今後5年】今後のクラブは、“コミュニティ”が重要になると思います。ただ練習するだけでは、人は残りません。・仲間・イベント・交流・親子参加など、「人が集まる理由」が必要になるでしょう。

■③ テニススクール業界

【現状】現在、比較的安定しているのがスクール業界です。特に、・初心者・健康志向・ジュニア育成には需要があります。ただし、競争はかなり激しくなっています。

【この5年】

変化は大きく3つ。① 動画時代YouTubeやSNSで、無料で学べる時代になりました。② コーチの個人ブランド化「どこのスクールか」より、「誰に習うか」が重要になっています。③ 親の価値観変化勝利だけでなく、・人間教育・自己肯定感・運動習慣を重視する家庭が増えています。

【今後5年】これから必要なのは、・発信力・共感力・教育力です。コーチは、「教える人」から、「支える人」へ変化していくと思います。AI時代だからこそ、“人間性”が価値になるでしょう。

■④ テニスショップ業界

【現状】かなり厳しい状況です。理由は、ネット通販の拡大です。価格勝負だけでは、実店舗は厳しくなっています。

【この5年】増えたのは、「試打は店舗」「購入はネット」という流れ。ただその一方で、“専門知識”の価値は上がっています。

【今後5年】生き残るショップは、“体験型”になると思います。・ストリング技術・相談・フィッティング・試打会など、「相談できる場所」としての価値が重要になります。

■最後にテニス業界全体を見ると、人口減少や競争激化はあります。でもその一方で、・個人発信・SNS・地域活動・オンライン

など、新しい可能性も増えています。これからは、「大きい所が勝つ」ではなく、“価値を届けられる人”が残る時代になると思います。テニスは、まだまだ進化できる。そしてこれからの5年は、日本テニス界にとって大きな転換期になる気がしています。