K3 Attribution Tennis Method™ — 公式版(日本語訳)



著者:黒野 龍太(K3アトリビューションテニスコーチ)
ブランド:TENNIS DE PON

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0. Prologue ― はじめに

テニスは長らく、技術・体力・メンタルで決まるものだと信じられてきました。

しかし私は、幼児から大人、競技ジュニア、社会人、そして車いすテニスまで——
30年以上コートで人と向き合い続けてきて確信しています。

勝敗を決めるのは、できた技術・できなかった技術ではない。


なぜできたのか。なぜできなかったのか。

そこに込めた「意味」、
つまり アトリビューション(帰属) こそが、
K3 Attribution Tennis Method™の核となる考え方です。

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**CHAPTER 1

K3 Attribution Tennis Method™とは何か**

● 3つの「K」
K
意味
Kokorokubari(心配り)
相手や自分に対する優しい眼差し

Kikubari(気配り)
状況に気づき、行動で応える力

Mekubari(目配り)
観察し、変化を読み取る感覚

この3つが揃うと、成長は自然と加速する。
コーチングとは技術の授受だけではなく、
心に意味を与え、成長の火を消さない営みである。


● K3はテニス指導の視点を変える

従来の指導:

「フォームを直せ」
「もっと振れ」
「パワーが足りない」

K3ではこう問う:

「なぜミスした?」
「原因はどこ?」
「どこを調整すれば変わる?」

怒りではなく観察。
否定ではなく分解。


📌 ミス=能力ではない。ミス=要因である。
📌 要因は分析でき、修正できる。

これがK3のコート哲学です。

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**CHAPTER 2

アトリビューションが上達速度を決める理由**

● 失敗の捉え方が未来を作る

● ネットにかけたあとよく聞く言葉

✖「また同じミス」
✖「メンタル弱い」
✖「今日はダメな日だ」

これは原因を 外 に置き、改善の道を閉ざす。
※コーチよりも親が言いがち。私は現場で何度も見てきた。


言葉を変えると未来が変わる。

🔰「打点が身体の後ろに入ったね」
🔧「フェイスが2度だけ開いていた」
「あと少しで修正できるよ」

→ 原因を調整可能な要素へ帰属
→ 選手は前へ進む


上達は感覚ではなく構造。
説明できる技術は、必ず再現できる。

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**CHAPTER 3

テニスは物理学で説明できる ― ベクトルが軌道を決める**

スイングを決める4変数:
 1. フェイス角度
 2. 振り抜く方向(ベクトル)
 3. インパクト位置
 4. スピード(力ではなく効率)

● ショットは数式で読み解ける
 • 深さ = 角度 × 初速 × スピン比率
 • 伸び = 初速÷スピン量
 • 軌道の高さ = フェイス角度で決まる

感覚論ではない。
目で見て、数で修正できるスポーツ。

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**CHAPTER 4

パワーの源は角運動量(Angular Momentum)**

エネルギーの流れ:

地面 → 脚 → 体幹 → 肩 → 肘 → 手首 → ラケット

1つでも途切れれば、球質は落ちる。
強く振るのではなく つなげる のが鍵。


● よくある改善例

✖ 腕だけで振る
⭕ 股関節 → 体幹 → 腕の運動連鎖に変える

たった一箇所の修正がボールの質を変えます。

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**CHAPTER 5

バイオメカニクスに基づく動作診断**

ミス=怠慢ではない。
身体には「できる・できないの理由」がある。

例:

・胸椎の硬さ → 過回転・フェイスクローズ
・手首可動域が狭い → スピンが作れない
・股関節外旋が弱い → オープンスタンスが苦しい

能力に合わせて技術を設計する。
身体を責めない。理解して整える。

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**CHAPTER 6

K3 Attribution Coaching Model**

3領域の誤差を分離し、要因に帰属させる

Physics(物理)フェイス角のズレ➖ ベクトルの逸れ➖ スピン比の崩れ

Biomechanics(身体)股関節の潰れ➖ 体幹の遅れ➖ スタンス幅の不整合

Psychology(心理)結果への恐怖➖ 過去のミスの記憶➖「できない」への思い込み

分離 → 帰属 → 修正 → 再評価
これがK3式指導サイクル。

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**CHAPTER 7

ビギナー〜中級が劇的に伸びる理由**

伸びない原因は才能ではなく構造。

✔ 打点
✔ ベクトル
✔ 身体特性
✔ 帰属の修正

これらが揃うと、ゲームは別物となる。

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**CHAPTER 8

TENNIS DE PONと未来への展望**

私は30年、テニスと人の成長を見続けてきた。

ジュニア育成、車いすテニス、競技選手、レッスン、初めての一球。
涙も笑顔も挫折も成功も、すべてコートが教えてくれた。

そして私は証明したい。


「正しい意味づけがあれば、誰でも上達できる」

TENNIS DE PONは旗であり、
K3 Attribution Tennis Method™はその証明だ。

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Appendix / 付録資料

📌 7変数スイングチャート
📌 ビギナー診断シート
📌 帰属修正コーチング質問リスト
📌 著者ページ / 黒野龍太

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Author Profile(日本語版)

黒野 龍太 — テニスコーチ
K3 Attribution Tennis Method™ / テニスDEポン創始者
公益社団法人日本プロテニス協会認定

指導歴30年
テニスラウンジ元ヘッドコーチ(9年)
吉田記念テニス研修センター 車いす&競技育成担当(14年)
合同会社ハイインフィニティ54 CEO(7年)
MATテニスアカデミー プログラムディレクター(現)

物理・バイオメカニクス・帰属心理学を統合し、
ビギナーから競技者まで再現性ある成長を実現する指導者。

K3 アトリビューション テニス
K3 Attribution tennis 
produced by テニスDEポン
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