亮治は思った
岩崎に俺の事を見透かされている?
いや待てよ、宮本が昨日の電話の後に、岩崎に俺の今の状況を説明して、岩崎に電話させたに違いない。
亮治がそぉ思っていると、またスグに携帯電話が鳴った。
「もしもし」
昨日と同じ声、宮本だ
「今、岩崎から電話があったよ」
「えっ?!」
「駄目だよ、岩崎に嫌な思い…」
「ちょっと待て!スグに掛け直す」
宮本が物凄く慌てている様子が電話の切り方で解った。
10分後、スグに宮本から電話がかかってきた。
「今、岩崎に確認したんだ」
「何を?」
「亮治を会社に戻して良いのかを」
「岩崎が俺に電話してきたのは、アンタの指示でしょ?」
「違う!!」
強い口調で遮る様に宮本は言った。