別れは突然にやってきた…
理由はどぉあれ、亮治にとっては突然である。
朋美には小学五年生になる息子が別れた旦那の間にいたのだが、亮治はその息子との仲も良く、これから先、世間でいう良い家庭を築いていけると亮治は思っていた矢先の出来事だった。
朋美は、絶世の美女とはとても言い難い女性ではあるが、可愛らしく愛嬌のある所謂男受けする様なタイプの女性である一方、気の強い女性であった。
男性社会の中での仕事も好きらしく、男友達もたくさんいる。
男友達の影響で多趣味、というか趣味がコロコロと変わり、その趣味の道具などが、家に所狭しと乱雑に置いてあった。
亮治にとって、朋美の趣味の変化が唯一の悩みであり、不安の一つでもあったのだ。