今日の自分用の記録として

過去に書いた内容と

同じようなことを書きます。

 

 

 

移植記念日

 
 
どことなく前向きな響きだよね
 
 
実際に
今日2月20日は
私の細胞を入れて
息子が新しく生まれ変わる日に
なれると、意気揚々と
希望に満ち溢れていた
 
 
医者を除いて。
 
 
ダメ元やからね〜
 
って感じ
 
 
でも、私たちにとって
区切りの大切な日
 
そんな日に
この時間まで
仕事で
向き合う時間が
取れなくて
ごめんね
 
1回目の移植記念日は
10月9日
 
臍帯血移植で
生まれ変わるはずだった
 
 
骨髄移植をしたかったけど
結局
ドナーが見つからなかったからね
 
 
でも、一年後に再発
 
 
移植は失敗したから
記念日ではない
 
 
2回目
造血幹細胞移植
(ハプロ移植)
 
 
華々しく生まれ変わって
辛かった人生を取り戻して
幸せに生きるはずだった
 
 
でも。これも記念日には
ならなかった
失敗したから
 
 
何を持って成功というのか
 
 
5年再発しなかったら
成功らしい
 
 
でも、この日
2月20日は
地獄の始まりだった
 
改めて書かないので
ご覧になる方はどうぞ
 
 
 
 
§93 のブログまでは
闘いの大切な記録
 
最近ブログを読み返すことが多い
 
涙は止まらなくなるけれど
息子と濃い時間を過ごした
想い出でもある。
 
 
 
移植をしたときは
とてもとても辛い日々だった。
 
症状が落ち着いてきてからも
GVHDと闘う日々だった。
 
 
でも
それも
前を向いて歩いていくための
壁だと思い
乗り越えることが出来れば
 
美しい景色が
待っていると思っていた。
 
でも
乗り越えても
乗り越えても
新たな試練が用意されていた。
 
 
神様は
どこまで私たちを
試せば済むのか
 
 
壮絶で辛い日々だったけど
移植した日はやっぱり記念日
 
 
希望を胸に
生まれ変わろうとした
前向きな日
なんだよね。