どうもみなさんこんにちは
リョウスケです。
昨日に引き続き、「神社のあれこれ」についてと言うことで、
今日は「社号(しゃごう)」についての話になります。
昨日は、神社が私たちの生活にどれほど密着しているかご存知でしたか?
という話を書いているので、興味のある方はこちらもご覧ください。
◎日本文化と神社の密接な関係
■社号って何?
「社号」とは「〇〇神宮」、「〇〇神社」と言った、
神社名に付与される称号のことを言います。
◎神社本庁HP
さらに、社号とは別に「社格(しゃかく)」と言った、神社の格付け制度もかつては存在していました。
しかし、こちらは戦後の占領政策(神道指令)によって廃止され、
現在ではほとんど使われていないようなので、今回こちらの説明は省略させて頂きます。
■5つの社号とその特徴
【神宮】
「神宮」は簡単に言うと、最も格式の高い神社のことです。
皇祖(天皇のご先祖様)や天皇をお祀りしている神社であり、
天照大御神をご祭神とする伊勢神宮などが有名ですね。
この神宮についてはまだ色々とネタがあるので、また次回にでも詳しく書ければと思っています。
【宮】
神宮に次いで、格式高いのが「宮(みや・ぐう)」になります。
天皇や皇族。歴史上の重要人物もお祀りされていて、
徳川家康を祀った東照宮や、菅原道真を祀った天満宮などが有名です。
【大神宮】
個人的に“大”神宮と言うと、神宮の上位に位置するかと思いましたが真逆も真逆。
「大神宮」は伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)になります。
遥拝殿とは、
「伊勢神宮へお参りに行きたい!でもめっちゃ遠いから簡単に行けないよ!」
という人のために、別の場所でも伊勢神宮に行ったのと同様の効果を生む建物のことを言います。
そのため、人口が最も多い東京に東京大神宮が存在します。
【大社】
元々は出雲大社(いずもたいしゃ)のみを指す称号で、
出雲大社のことを、大社(おおやしろ)と言ったそうです。
現在では総本山の意味合いが強く、
春日大社や住吉大社などが有名かと思います。
【神社】
最も一般的な社号ですね。
神社は。。
神社です
【社】
「社(やしろ)」は神社の中で最も規模が小さいもので、
敷地はなく、祭壇のみ。
と言うところも多いようですね。
■まだまだ続く神社編
社号について簡単に説明してきましたが、
今日お伝えしたかったことは、
「神社の背景って結構面白くないですか?」
と言うことです
何となくお参りしていた近所の神社も、
観光として言っていた有名な神社も、
その背景を知ったうえで行くのと、知らずに行くのでは結構違うのではないかと思います。
もし、今後神社にお参りする機会がある方は
行く前にその神社の歴史などを調べてから行ってみるのはいかかでしょうか。
それでは、今日も1日ありがとうございました♪