どうもみなさんこんにちは
リョウスケです。
今日は昨日に引き続き、環境問題について書こうと思います。
昨日の記事を読まれていない方は、こちらからどうぞ。
◎揺らぐ環境問題 その1
昨日は地球温暖化にフォーカスしましたが、今日のテーマは。。
「酸性雨」について書きたいと思います。
小学だか中学の歴史の教科書に載っていましたよね。
うろ覚えですが、欧州のどっかで酸性雨が降ったことにより、
銅像が溶けたり、木が枯れたりなど書かれていた気がします。
では、みなさん。
最近。
酸性雨の問題について耳にした記憶はありますか?
■酸性雨問題はデタラメだった?
酸性雨が環境問題として、しきりに取り上げられたのは2000年代のことです。
当時、マスコミによって報じられていた内容は
・森林を枯らしてしまう
・建造物を溶かし、老地区化を早める
・体にかかると危険が及ぶ
などがありますが。。
全て、科学的根拠はないそうです。
反対に、環境省が出している「酸性雨の調査結果」を見ると、
酸性してる森林や川、湖もなければ、
太平洋側と日本海側でのphの差もないようです。
◎環境HP 酸性雨調査結果
こうなると、酸性雨問題は誤解だったと言わざるを得ない気がしますが。。
問題が取り上げるときは散々騒ぎ立てて、
問題が間違いだと分かったときには、何事もなかったかのようにフェードアウトするのはいかがなものでしょうか。
せめて、「誤解だった」と報じて欲しいものです。
■なぜ酸性雨問題は起こった?
工場が排ガスの脱硫を始めた時期が1970年代だそうです。
それまではと言うと、工場は排ガスを垂れ流しにしていました。
そして、その排ガスを吸ったことで枯れた森林は確かにあったそうです。
ただ、その原因が酸性雨にある!と突如言い出した人たちが現れ、その“デマ”が世界中に広まったと言う訳だそうです。
そんな“デマ”が世界中に広まることなんてあるのか!?
と思う方もいるかもしれませんが。。
どうやら環境問題についてはこう言ったことが頻繁に発生しているようです。
私が“デマ”と言うことに違和感を覚える方もいるかと思うので、
最後にとある方のメッセージを紹介したいと思います。
「国連の気候政策は、気候変動そのものはどうでもよくて、世界の富を再分配するためのものなんですよ。」
この発言は、IPCC(地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間機構)の代表も務めた経歴を持つ
オトマー・イーデンホーファー氏が2010年11月の報告会で発言した内容だそうです。
まぁ。。ビックリですよね。
■最後に
昨日も申し上げましたが、
では環境問題はどうでも良いのかと言ったらそんなことはないと思っています。
ただ、この話を聞いて「情報を正しく知る」ということは大事だな思いました。
最後に、環境問題に詳しく、東京大学名誉教授の渡辺正先生がおっしゃっている、「科学の作法」が、
まさにその通りだなと思ったので、みなさんにも紹介して終わりたいと思います。
◎渡辺正先生 講演会レポート
科学の作法(と思うもの)
◇事実(データ)をもとに考える。
◇いつも数値(量・濃度)に目を配る。
◇「原因→結果の流れをたどる。
◇定説を疑う。ウラを見る(読む)。
◇ミスに気づいたらすぐ認める。
特に最後が大事ですよね。
それでは、今日も1日ありがとうございました♪
参考:DIRECT出版発行「酸性雨で環境破壊→ウソでした。」
https://www.prideandhistory.jp/