皆さんこんにちは、司法書士講師の三枝りょうです。
主要4科目、マイナー科目。
司法書士試験の受験対策において、よく使われるワードです。
司法書士試験は法律系資格です。
試験科目は、法律科目だけで11科目あります。
その11のうちの4つを主要4科目、残の7をマイナー科目と呼びます。
数で言えば多数である7がマジョリティでなく、4が主要て凄くないですか。
2024年、令和6年度司法書士試験よりその傾向が顕著となりました。
令和5年12月4日に法務省より発出された
【重要】司法書士試験筆記試験記述式問題の配点の変更について
です。
【令和5年度まで】
多肢択一式問題(マークシート方式)
配点210点
記述式問題
配点70点
【令和6年度以降】
多肢択一式問題(マークシート方式)
配点210点
記述式問題
配点140点
上記のとおり配点が変更となります。
合計点が280点満点から350点満点となります。
で。です。
実は記述式問題で出題される「不動産登記法」「商業登記法」は、主要4科目に含まれます。
ここの配点が爆上がりした結果、主要4科目の配点比率が高まりました。
【令和5年度まで】
主要4科目配点
229点
60 + 48 + 27 + 24 + 70 = 229
マイナー科目配点
51点
9 + 9 + 15 + 3 + 3 + 9 + 3 = 51
280点満点中の229点です。
主要4科目の配点割合が81.7%です。
つまりこれまでの状態で十分主要4科目だったのですが。
【令和6年度以降】
主要4科目配点
299点
60 + 48 + 27 + 24 + 140 = 299
マイナー科目配点
51点
9 + 9 + 15 + 3 + 3 + 9 + 3 = 51
350点満点中の299点です。
主要4科目の配点割合が85.4%です。
「主要4科目の配点比率が高まりました。」どころではありません。
「主要4科目にあらずんば試験科目にあらず」といった勢いです。
ってゆーか11科目て何よ、とか上記配点比を前提に「短期合格できる勉強法」はどうすれば、とか。
そういった話は、アガルートアカデミーのサイトに当方が監修した記事があります。
図表を使って分かりやすく解説しているのでどうぞご覧ください。
【司法書士試験】試験科目・試験内容まとめ
東京国立博物館は、展示品中、撮影可能な作品があります。
百済観音に似た感じがいかしていました。
【チャンネル登録お願いします!】
【PR】
合格までの最短ルート
アガルートアカデミー
【PR】
「今,覚えたい」を持ち運ぶ
プチまな