コンピューターウイルスとペーパーレス社会について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

東京司法書士会より連絡がありました。

> 「Emotet(エモテット)」と呼ばれるコンピューターウイルスの感染を狙うメールについて(注意喚起)
だそうです。
「呼ばれる」という表現が当会らしいです。

司法書士は,一日の大半をマシンの前で過ごします。
金融機関とのやり取りなど一部の例外を除き,クライアントとの資料のやり取りはメールです。
見積書などもメールで送信することしばしばです。

司法書士業務支援システム,つまり業者のソフトを使って申請情報,添付書類などを作成します。
添付書類もすべて電子署名されたデータで,とまでペーパーレス社会は実現されていませんで,複合機で印刷してお客さんに郵送して,調印して返送してもらいます。
持参することはありません。「レターパックライト(青)/プラス(赤)」は,司法書士にとって神アイテムです。
配送状況はJP 郵便局のサイトで確認することができます。

登記の申請もオンラインです。登録免許税の納付もオンラインです。
添付書類もすべて電子署名されたデータで,とまでペーパーレス社会は実現されていませんで,神アイテム・レタパで郵送します。
持参することはありません。いわゆる赤レタパだと,翌日には法務局に書類が届きます。

上記のとおり,司法書士は,コンピューターに頼りまくって生活をしています。
SF 小説家ウェルズでしたでしょうか「脳ミソだけが巨大化し,指先以外の身体が退化してタコ状になる」的なヒト進化論が正しいならば,司法書士が真っ先にそうなります。

という訳で,コンピューターウイルスでもっともダメージを受けるのも司法書士です。
感染したら命を取られたも同然です。

> したがいまして、当会関係者や取引先等からのメールであっても、メールアドレスも含め確認していただき、送信者の名前とメールアドレスが一致していない、メール文面がおかしいなど違和感のある不審なメールについては、添付ファイルを開かずにメールを削除していただけますよう、よろしくお願いいたします。
その割には「いただけますよう、よろしくお願いいたします。」というゆるふわな文章ですけれども,個人事業主という性質上,あとは自己責任ということでしょうか。
 

 

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