皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。
毎日毎日申し訳ありません。
カエルが苦手な閲読者さま,本日はもうカエルの画像は出てこないのでご安心ください。
書籍を購入しました。文学です。
ちょっと前,知人に 『読書のススメ』 をしたので自身でも本を読んでみようと少し前から気になっていた作品を amazon で購入しました。
日蝕えつきる
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『日蝕えつきる』 です。ひはえつきる。花村萬月先生著。
2016年8月発売のハードカバー書籍で,文庫版を待っていたのですが,思いのほか出ないものだなと。
短編5話から成っており,現在2話目を読んでおります。
ショートストーリーズ。
一言で申し上げると,『陰惨』 です。
容赦ない。容赦ないです。途中しんどいけれど最後に希望の光が-,とか1ミリもありません。暗黒小説って何ですか。
生きる苦しみもあれですが,死ぬ苦しみが半端ないです。この手の本に抗体がない状態で1話目を読むと確実に具合が悪くなります。
キモさからいえば,上掲のニホンヒキガエルの500倍です。
気持ちの悪いもの,普通なら目を背けたいものに対する描写の緻密さと申しましょうか,執拗さは,花村先生らしさ爆発です。
通常の判断能力を有する一般人には絶対に勧めませんが,私は嫌いではありません。続きを読むのが憂鬱です。でも読む。
『アタシは変態だ!』 と自負する司法書士受験生さま,7月8日以降に手に取ってみてください。皆既日食って何ですか。
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