アリとキリギリス(その4・後半)☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは、専任講師の三枝りょうです。


私は何につけ、公平・平等を旨としています。

なので、一人の受講生と食事をともにしたならば、全受講生と食事に行かなければなりません。

一人の男子受講生と夜をともにしたならば、全受講生とそうしなければならない。


いかに性豪の私でも少々億劫だ。

性豪と言えば、私か、某塾長が有名だ。


魁ヲトコ塾のエダジマ先生である。


書籍の紹介であれば、前回の『前半』 はまったく不要でした。

何なのでしょう。アレは。


アリとキリギリス(その2)

アリとキリギリス(その3)

もあります。バックナンバーです。

ごめんなさいね。


さて、気を取り直して。


『永遠の仔』を読んで以来 、どの小説を読んでもグッと来ない感じの私です。

『ガレリオシリーズ』 もすべて読みました。

まあまあ面白かったです。


今回は、新書と、少し前の話題の本をご紹介しましょう。

住育のすすめ―住まいを考える50の方法 (角川SSC新書)/竹島 靖
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一戸建て・マンションを購入するというのは、おそらく人生に一度の大イベントです。

にもかかわらず筆者の指摘通り、あまりに不勉強のまま、この大イベントに臨んでしまう人の多いことか。

そもそも 『家』 とは何なのか、を考えるきっかけになる本です。

私にとっては、やや偏りがあるな~、と思う部分もありましたが、とても良い勉強になりました。

こういった新書は、文中で関連書籍をたくさん紹介してくれるので、広がりがあって楽しいです。


司法書士になって、お金が少し貯まってきたら、マンション買う前にぜひご一読を。



自らの身は顧みず/田母神 俊雄
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この本は、偏りとか、そういう問題ではない。


こういう形でバッシングを受ける人が好きです。

私の中で 『タモさん』 と言えばこの人だ。


こういう本を紹介するとちょっとアレな人なんじゃないかとか思われるかも知れないがそうではありません。

いや、アレかアレじゃないかと言えばアレにはアレだ。

しかし、私のアレは思想的なアレじゃなくて性癖的なアレだ。

あと、ヒエダノアレね。暗記チョー得意。


まあ良い。


日本は侵略国家であったのか 』 という、アパグループ主催「真の近現代史観」懸賞論文で1等賞を取り、物議を醸して防衛省を追われてしまった、あの田母神元空幕僚長です。

『アパ』 って、おばちゃんがやってるあのホテルだけじゃないんだ、と、そっちに驚いたのは私だけでしょうか。


私はネット上の論文をプリントアウトして、電車の中で熟読しました。

なんでも自分で確認したいタイプです。実験タロウ。


正直申し上げて、あの文章で、職を追われてはたまりません。


たしかに義務教育で習ったこととは違う主張なの。

しかし、教科書に書いてあることだけが正しいわけじゃないことくらいは。ねぇ。オトナですもの。


私には、第二次世界大戦に関して、誰の、どの主張が正しいかは分かりません。

戦争史観なんて言われても。

専門家じゃないですし。えぇ。


私は自分で見聞したことしか信じないし、信頼している人の話しか真に受けません。

知り合いに歴史家はいません。

言語学者はいる。誰か本当のことを教えてくれ。


それはまあ、置いておきまして。

何ごとにつけ、いろんな主張があって、それを自由に表現することができた方が健全ではないかな。と。

良いマズイはまず、それぞれで自分の目で判断してから世論を形成した方が良いんじゃねえかな。と。

テレビやネットで流れるイメージ先行のまま、ものすごい勢いで解任(正確には定年退職)されてしまったあの 『圧』 に戦慄するのは私だけでしょうか。


ブログで怒られそうなことばっか書いているから思うのですかね。

そうだな。きっと。


賛成できるできないはともかく、へぇ、とは思う一冊です。

合格して一息ついたらぜひどうぞ。



司法書士講師・三枝りょうのブログ-司法書士試験_スタバ

タリーズの画像を載せたので、スタバのも載せないと。ね。

夏場はランバフラペチーノ食べに行きます。


『正解は一つ』 は、試験だけで十分だと考えます。


youtube 3回目アップされています。

がんばって受講してください。宅建・行政書士受験生も。

今回は民法「債権法」です。


愚痴ってたらゴメンナサイね。