今回はこれらのオーダー情報をもとに、どこをトレードするかという点を考えてみましょう
やっと具体的なトレード内容に入りますね
お待たせしました
オーダー情報は基本的に節目になる、ということは解説したとおりです
つまりオーダー付近ではもみ合いやすく、その間は動きやすい、ということになります
ということは、トレードの基本的な戦略として、
①オーダーからオーダーの間を狙う
あるいは、オーダー付近のもみ合いを利用して
②オーダー上下のブレを狙う
ということが戦略として考えられます
とりあえず、この講座では①を解説することにします
(なぜって、②は僕がニガテだから)
オーダーの間を狙うということは、2つのオーダーをレンジとみなして、
・ レンジの近くでポジションをとる
・ レンジの近くで利食う
・ レンジの間は何もしない
この考え方が基本になります
そこで問題となるのは、どのオーダーをレンジに決めるか?ということです
オーダー情報を実際にチェックしていたらわかるように、多数のオーダーが出ています
これらのオーダーすべてについて、やみくもに売買していると無駄撃ちになるケースが多いです
そこで、前回学んだことを思い出しましょう
オーダーには強弱がある、ということを学びました
レンジを決めるには、なるべく抵抗が強いオーダーをレンジの幅とした方が有利ですよね
ということは・・・
もうわかりましたね
今日のクイズです
Q 現在のユーロドルのオーダー状況が次のとおりだったとき、レンジをどこに設定するのがいいでしょうか
(現在時刻はオーダーのとおりとします)
・ユーロドル 市場オーダー (trader's web fxより)
(1) 1.2500ドル 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
(2) 1.2480-90ドル 断続的に売り厚め
(3) 1.2450ドル 超えるとストップロス買い、OPバリア観測
(4) 1.2445ドル 売り厚め
(5) 1.2420ドル 売り
(6) 1.2400ドル OP13日NYカット
(7) 1.2390ドル 売り厚め
(8) 1.2365ドル 売り厚め
(9) 1.2350ドル 売り
(10) 1.2325ドル 売り・超えるとストップロス買い
(11) 1.2315ドル 8/13 18:32現在(高値1.2322ドル - 安値1.2262ドル)
(12) 1.2230-60ドル 断続的に買い
(13) 1.2200ドル 買い、OP13日NYカット
(14) 1.2160ドル OP13日NYカット
(15) 1.2150ドル 買い、OP13日NYカット
(16) 1.2140ドル OP13日NYカット
(17) 1.2110-15ドル 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
(18) 1.2100ドル 買い厚め・割り込むとストップロス売り大きめ
(19) 1.2095ドル 買いマクロ系および自己勘定系ほか
(20) 1.2070-80ドル 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
今回も答えに正解はありません