香川県立東山魁夷せとうち美術館は、建築家・谷口吉生氏が手掛けた美術館です。
瀬戸大橋と海を臨む見事なロケーションに、2005年に開館しました。
瀬戸大橋と言うと、岡山県と香川県を結ぶ本州四国連絡橋の一つ、
1988年に開業してもう36年になるのですね。
美しい橋ですよね。
自動車道路だけでなく列車・瀬戸大橋線も走っているという、道路と鉄道の上下二層構造です。
美術館は、瀬戸大橋を渡り坂出北ICで下りてすぐ、瀬戸内海に面した瀬戸大橋記念公園のところにありました。
ライトグレー色の瀬戸大橋が眼の前に広がり、瀬戸内海の美しい自然に囲まれて静かにたたずむ心癒される美術館です。
日本画家・東山魁夷画伯の版画作品を中心に約350点の作品を収蔵しています。
東山魁夷画伯の祖父が坂出市櫃石島の出身で、香川県とゆかりが深いことから、
ご遺族より版画作品270点余の寄贈を受け、香川県立東山魁夷せとうち美術館となりました。
海側からの外観です。
瀬戸内海国立公園指定90周年記念 「自然は心の鏡ー魁夷が描いた国立公園」
4月12日~6月16日、が開催されていました。
各地の国立公園を描いた風景画の作品展です。
こちらは絵葉書からですが、心が穏やかになれるやさしい絵でした。