2021年(令和3年)ご挨拶 | 越中屋TAIJI(葛城 亮)’S LIBRARY

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大人の書斎(=LIBRARY )です。何時でも開かれております。
PN : 葛城 亮
BL(ボーイズラブ)愛好家なので、そんな話もポツポツ出てきます。
ちょっと悪筆な喜多由布(きた ゆう)さんが居候してます。

 

 

 

  

 

 

 

 

旧年中、当書斎(ブログ)をご訪問くださった皆さまに、深く御礼申し上げます。

誠にありがとうございました<(_ _)>

 

 

書斎主の私こと葛城 亮(=越中屋TAIJI)は昨年は2月以降、居候の喜多由布も昨年3月初め以降、記事を増やせず情けないありさまで、様子見でお越しくださる方々にも申し訳なくて申し訳なくて……。

 

 

自分では気づかなかったんですが、今になって振り返ると、やはり新型コロナウイルスによる行動の変容や生活様式の見直し、連日の感染に関するニュースに、少しづつ少しづつ心のHPが削られていたようです。

 

 

まあ、行動の変容といっても、私の場合、元々「ほぼ引きこもり生活」なので、大した影響があった訳じゃないんですけどね。

 

 

昨年4月から5月にかけての1ヶ月半の緊急事態宣言下では、パートナーの仕事がカレンダー通りの平日週5日勤務から週4日のシフト制へ変更になりました。

この時期、私も1日だけ外出せざるを得なかったんですが、最寄駅の人出は平時の2、3%くらいに見えました。

 

さすが日本人。公衆衛生の意識高いし、政府のお達しにも従順なんだなあと思いましたよ。

 

もちろん、観光業や飲食店業ほか、特に接待を伴う飲食業の皆さまには大きな痛みを伴う自粛があってこその緊急事態宣言下だったことは百も承知しています。

多くのイベントやエンターテイメントが「不要不急」の名のもと中止になり、関連する職業の方たちは死活問題に晒されました。

(↑今もこれは続いています)

 

 

 

ただね、それ以降が……

如何せん「不味かったなあ」と思います。

「誰が」とか「どこが」とか関係なくです。

 

 

政府は市民の良心と節度をアテにし、自治体首長たちは自身の責任回避から政府をアテにし、市民は自分で考えるのをサボってモラルハザードな行動に走ったり「行政がちゃんと考えてくれよ!」と政府や自治体に文句を言いながらもアテにする……の堂々巡りになってるような気がしてなりません。

 

 

昨年5月末に緊急事態宣言解除後、自粛を余儀なくされた観光業、飲食業、イベント、スポーツ、エンターテイメント等、感染防止策を懸命に講じて再開に尽力していらっしゃることは言うまでもなく分かっています。

私自身、LIVEや観劇は大好きですし、アニメは声優さんの芝居無くしては成り立ちませんから、感染対策を充分に整えた環境で継続してほしいし、エンタメの灯火を消してはならないと思います。

 

 

それでも!

もっと優先しなければならないことがあると思っています。

 

新型コロナウィルス感染者を増やさないこと。

 

そして、新型コロナウィルス感染症の最前線で戦っている医療従事者、並びに感染リスクが非常に高い介護現場への待遇を含む精神的経済的支援とさらなるマンパワーの増強です。

 

 

「経済活動と感染防止の両輪で……」などと政府が言い出した頃から、「んにゃ!無理でしょ」と思ってました。

 

人が動くことで回る経済と、人の動きを抑制することが感染拡大防止となる新型コロナウィルスでは並び立てられるわけがない。

 

案の定、Go Toキャンペーンが始まって以降、感染者数が増えて第2波となり、一時(いっとき)数は減りましたが、秋から冬へ移ろうと同時に感染者数は桁違いに増えていきました。

 

 

Go Toが全ての原因とは言い切れませんが、

 

「Go Toトラベル」が始まった去年7月、旅行に関連した新型コロナウイルスの感染者が増えていて、キャンペーンが当初の段階で影響した可能性があると京都大学の西浦博教授らのグループが国際的な医学雑誌「ジャーナルオブクリニカルメディシン」に発表しました。

 

と2021年1月25日付のニュースで報じられています。

 

 

西浦博さんは一部の人から「8割りおじさん」と揶揄されています(Wikipediaでは「親しみを持って呼ばれている」と記載されているけど、どっちかっつーと批判的に呼ばれてると思う)が、日本では感染症に対する統計学研究の第一人者と言われる方ですから、信憑性のある意見を仰ってると私は思います。

 

 

 

 

連日、朝と夜にTVのニュースを見ていると新宿や渋谷の人出の様子が映し出されますよね。

 

ほぼ毎回、私は画面に向かって「多い!多いよ!」と声を上げています。

 

渋谷の若者たち、私も若い頃はほとんど家に居着かなかったから出かけたい気持ちはわかるよ。

わかるけどさ、君らが市中で無症状感染して気付かないままおじいちゃんやおばあちゃん会ったら、おじいちゃん、おばあちゃん、死んじゃうかもしれないんだよ。

出かけんじゃねーよ!

 

銀座へお出かけになるマダムたちやムッシュー、「ちょっとお買い物を……」なんて優雅に言ってる場合じゃないから。

いちばん重症化する恐れがあるのは、あなた方世代なんですよ。

出かけてんじゃねーよ!

 

働く世代は仕方ない……リモートワーク出来ない仕事もあるし……。

でも、勤務時間終わったら、各々真っ直ぐ帰宅してほしい。

一人暮らしで晩御飯を外食したいなら、ひとりでちゃちゃっと済ませればいい。

いつまでも盛り場ウロウロしてんじゃねーよ!

 

 

 

 

……と、まあ、散々言ってしまいましたが、省みて自分はどうなんだっていうと、自宅近辺に限定して外出する機会はむしろ増えました。

理由は「基礎疾患には肥満も含まれます」との情報を耳にした為です。

これまでの引きこもり生活で、限りなくポッポッポッポッポッチャリさんなものですから、焦ってウォーキングを日課にするようになりました。

もちろん、不織布マスク着用で自衛はしてますが、人様のことをあれこれ言える立場じゃないと自覚してます。

 

 

あ〜もう、こんな調子のことばっかりになっちゃうって分かってたから、ずっと記事を書くことから遠ざかってたんだと、書きながら思い知らされますね。

 

言葉は自分に返って来る……と思ってるので、出来るだけ愚痴っぽいことは言いたくないし、批判的なことは書きたくないんですよ。

 

無責任に批判や文句を垂れ流すだけじゃ能がない。

そもそも「能がある」性(たち)ではないけれど……何か良いこと、良いこと……。

 

 

怪我の功名かもしれませんが、ウォーキングするようになったおかげで、ご近所の庭先や植え込みで美しい椿の花や冬薔薇、葉牡丹、多種多様なパンジー、まだ蕾の沈丁花、紅や萌黄色の新芽とのコントラストが鮮やかなグリーンの植物などに心が慰められています。

 

お散歩中のわんこに会うと犬好きなので思わず笑顔になりますし、わんこにも伝わるのか、テテテテと寄ってきてくれて、ご主人にお断りしてからモフモフさせていただくこともあります。

トイプードル、ミニチュアダックス、チワワが多いんですが、サモエドやシェルティ(=シェットランドシープドッグ)、ゴールデンレトリバー、柴犬やミックス犬などモフモフしがいのある仔にも会えたりします。

 

地域猫ちゃんのお世話をしている猫ボランティアさんたちがいることを初めて知って、ご飯の時間前後に決まった場所にいくと、三毛やサバトラ、トビキジほか、まだちっちゃい子猫にも会えます。

猫も大好きなので、見てるだけでホッコリします。

 

犬には好かれるんですが、猫には振られてばかりの私。

「世界ネコ歩き」の岩合光昭さんに倣って、そーっとゆっくり、落ち着かせるように話かけながら数日かけて距離を縮め、やっと撫でさせてくれるようになった猫ちゃんが一匹だけいて本当に嬉しかったです。

柔らかい毛並みに触れてると、カチカチに凝り固まった心がホワンと解(ほど)けていくのがわかりました。

 

 

生き物たちから元気をもらうことが多くなったせいか、少しづつ少しづつ心のHPは回復しているようです。

 

 

おかげで、こうして記事が書けるようになりました。

 

 

新型コロナウィルスを、この日本で集団免疫として獲得するには数年かかるでしょう。

ワクチンの接種が4月以降になるならば、個人的意見ですがオリンピック、パラリンピックの開催は慎重にならざるを得ません。

 

 

今年は今まで以上に、世の中が一日でも早く穏やかになるように、皆さまが健やかに過ごせますように、地元の氏神さまにお願いしようと思っています。

 

そう、まだ行ってないんですよ、初詣 (^^;

 

「遅れても、その年に初めてお参りになれば、それが初詣ですよ。神様はそんな狭量じゃありません」とおっしゃってる宮司さんのお言葉を聞いたので、のんびり構えてしまってます。

 

 

 

どうか本年もお見捨てなく、ご指導ご鞭撻くださいますよう、よろしくお願い申し上げます!