我が子
を
発熱外来
に連れていきました。
結果は
インフルエンザ
でした。
何食べたい？
と聞くと
サンドイッチ
ということでしたので、
我が子を連れて帰った後、
近くのローソン
で適当に見繕いました。
食欲も出てきて
よしよし^ ^
とりあえず、
今は
何もかも忘れて
ゆっくりする
のが
正解よ。
発熱外来
に行くたびに
医療関係者の大変さ
を
目の当たりにして
安易に
弱音を吐いたり、
愚痴を言ったり
はできないな
と思いますし、
感染拡大防止に努めなければ
と思いますが、
悪天候の中
で
往復含めて
2,3時間
車内にいなければならない
ことを思うと、
こちらも
できるだけ
行く回数は減らしたい
と思います。
昨晩
は
熱のきつさもあった
のでしょう、
お父さん
が
なかなか
寝室に来なくて
読み聞かせ
を
一緒に聞いてほしかったのに
来てくれなかった
いっつも遅い
と
我が子が
不平を言い出しました。
ほんとね
いっつも
待たされるね
すぐに
来てくれたり、
やってくれたりすると
いいのにね
待ってるのにね
またかぁ
と思うと
悲しくなるね
と
一緒になって
不満を言っていましたら、
我が子
が
ぽろぽろと泣き出しました。
これは
本人にぶつけたほうが
すっきりするかもしれない
と思いましたので、
待望のお父さん
が
来た時に
あなたの気持ちを
伝えなくていいの？
と
尋ねたのですが、
意外にも
いい
と。
お母さんが代わりに言おうか？
ときくと
お願い
というので、
代弁したのですが、
それでも
涙が止まらない
ので、
何か他にもあるのかしら？
と思い、
しばらくしてから、
さっきの涙の理由
を教えてくれる？
と尋ねたところ、
だんまり。
言えないの？
ううん
言いたくないの？
うん
お母さんは知りたいな
...
言いたくないのは
それは違うといわれるから？
ううん
分かってもらえないから？
ううん
...話したらお母さんが悲しむと思うから？
...
お母さんが傷つくと思うの？
...うん
お母さんは話してもらったほうが嬉しい
と
やり取りすると
少しためらいながら
お母さんの話を聴いていたら
悲しくなった
と。
それは
お母さんが悲しむ
ではなく、
自分が悲しい
ということではないかしら？
どうして
話したら、
お母さんが悲しむ
となるの？？？
と思ったのですが、
どう尋ねたらいいのか
よくわからず、
あなたが悲しいの？
それとも
お母さんが悲しんでいると思ったの？
と
なんだか
バカみたいな質問
をしてしまい
分からない
と言われてしまいました。
それでも
何かひっかかることがあるのかしら？
と気になりました
ので、
しつこいかなぁ
と思いつつも
少し
視点を変えて、
もしかして、
自分も
言われたらすぐしたほうがいいかな
と思ったりした？
ときくと
うん
お母さんが悲しんでる
と思った
と話してくれました。
おそらく、
今自分が感じているもの
は
お母さんのそれと同じ
で
それなのに
あろうことか、
自分もお父さんと同じだった！
と思ったのでしょう。
自分が
被害者でもあり
加害者でもある
ということに
気づいて
動揺したのかもしません。
自分も悲しい
お母さんも悲しい
ああ
なんて悲しいんだ！
と。
なんだか
申し訳ないなぁ
と思いましたし、
この件に関しては、
我が子に罪はない
ですので、
あなたは
お母さんの悲しみが分かって
一緒に悲しんでくれたのね
あなたは優しい子ね
と伝えましたところ、
しばらく
自分の心を探る
ような表情でいましたが、
やがて
穏やかな笑み
を浮かべて
頭を寄せてきました。
本当のところは
分かりませんが、
我が子の
言動を見ていて、
心の距離
と
物理的距離
というのは
やはり
関係があるのだなぁ
と感じました。
心の収まるところ
に
物理的にも収まる
のでしょうね。
世の中には
褒められれば
何でもうれしい
という人もいる
のかもしれませんし、
一方的に
相手を責めたり、
裁いたりして
すっきりする人もいる
のかもしれませんが、
そのいっぽうで
自分の心持ちとずれていると
どんな凝った
褒められ方をしても
なびかない人
もいますし、
自分のことを棚に上げずに、
悶々とする人
もいますね。
前者が過ぎると
ちょろい人
となるのかもしれませんし、
後者が過ぎると
気難しい人
となるのかもしれませんが、
どちらも
方々を転々とするのは
同じかもな
なんて。
けれど、
自分の気持ちに
正直な人ほど、
それは難しい
かもしれませんが、
傷を預けられるところ
を見つけたら、
大きな安らぎを得ること
ができるのだろう
とも思います。
それは
契約に従うもの
とも
道徳に従うもの
とも
何か違う
気がしますね。