ウェリントン
青く澄んだ瞳でうっすら微笑む、シャイで真面目なブラジリアン。
日本人が抱くブラジル人とは少し異なる雰囲気を持つウェリントン。
そんなウェリントンだが、ピッチ上及び契約更改の場では豹変する。
ピッチの上では、強靭な肉体を活かしたポストプレー、献身的な守備、ゴール前での落ち着きから生まれるフィニッシュワークなどで欠かせぬピースとなった。
契約更改でも彼の(代理人)の銭闘力の高さは折り紙付き。
2014年シーズン終了後、なかなか契約更新のアナウンスのないなか彼がツイッターで呟いた「okura san」は伝説。安易に応えず、妙な前例を作らなかった大倉前社長の功績は称えても良いかもしれない。
2014年の開幕14連勝も、勝ち点100越えもウェリントンの存在なしには考えられないが、今後再びクラブと関わることはあるのだろうか。
尚、写真は武富です。
キム・ジョンピル
キム・ジョンピルは三浦泰年監督の元、北九州・東京Vでプレー。その活躍が評価され、2015年シーズンを湘南ベルマーレでプレーすることになった。
北九州や東京Vでは、SBやボランチもやっていたが、湘南で最も起用されたポジションは右CB。
右CBのポジションでチームにフィット出来れば、遠藤航を本人の希望通りボランチで起用できたかもしれない。彼が浦和移籍する1年前からボランチを経験できていれば、攻撃面の課題も克服でき、ロシアW杯でボランチのレギュラーを掴むことが出来たかもしれないという壮大なタラレバ。
ザックリとした切り返しを敢行し、ボールをロスト、慌てて相手FWを追いかけるシーンは徳島では見ていない気がする。湘南以外のJリーグクラブではそれなりの存在感を見せていただけに、残念な1年間となった。
誰だったか覚えていないが、ツイッター上でチームメイトからは「JP」と呼ばれていた。
エジバウド・ロハス
2013年に加入した当時の現役ボリビア代表。
いかにもサッカーの上手そうな名前エジバウドにロハス。
アルゼンチンからもゴールを上げたストライカー。
期待に胸を躍らせたが開幕戦の横浜F・マリノス戦で残念ながら弾けて消えてしまった。
今から思えば当時の小林祐三は相手が悪かったかもしれない。
地上戦から空中戦まで全て完敗。
「どうやってアルゼンチンから得点したんだろう」と思いYouTubeを眺める湘南サポが目にしたゴールはなんとも不思議なゴールであった。
公式戦には4試合出場したエジバウド・ロハスだが、開幕戦以後もピッチ上を夢遊病者のようにさ迷う姿しか記憶にないので、1度でも輝く姿を見たい。
因みに僕はエジバウド・ロハスの顔が大好きです