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7月も後半に入り、世間では夏休みや連休の旅の話題が少しずつ増えてきましたね。一日の大半を自宅のデスクで過ごし、パソコンの画面に向かって静かに言葉を紡ぐ毎日を送っていると、ふとした瞬間に「日常からほんの少しだけ離れて、どこかへ旅に出たいな」という気持ちが芽生えることがあります。

 

旅の話題になると、よく「旅行に行くなら、国内派?それとも海外派?」という選択がテーマになりますよね。 まだ見ぬ異国の街並みを歩いたり、全く違う文化や言葉に触れながら広大な世界を体感する海外旅行には、そこでしか得られないドラマチックな刺激や特別な非日常感があります。そうした遠くの世界へと飛び出す魅力も魅力的です。

 

けれど、いまの私の暮らしのペースや心の状態にそっと耳を傾けてみると、私は迷わず「国内旅行」を選びたいなと感じます。

その一番の理由は、旅のスタートから終わりまで、自分の心と身体に無理のない「穏やかな余白」を保ち続けられるからです(英語、他外国語全般が苦手というのもありますが……)。

 

海外へ行くとなると、長時間のフライトや時差、入国の手続き、そして言葉の壁など、移動をこなすだけでもそれなりのエネルギーと緊張感が必要になります。普段、静かな環境で自分のペースを大切に過ごしている私にとって、そうした刺激の多さやハードルの高さは、旅の楽しさよりも先に気疲れとしての負担になってしまいがちです。

 

だからこそ、移動の負担をすっと引き算して、すぐ足元にある国内の魅力に目を向ける旅が、いまの私には一番心地よくしっくりとなじみます。

 

国内旅行であれば、言葉が通じる安心感や、勝手知ったる文化に守られながら、気負わずにふらりと非日常の扉を開くことができます。遠くの国へ行くために使う大きなパワーや長い移動時間を節約したぶん、旅先での「丁寧で豊かな時間」にたっぷりとエネルギーを注ぐことができるのです。

私が理想とするのは、有名で賑やかな観光地を分刻みで駆け巡る旅ではなく、静かな土地の隠れ家のようなお宿で、自分のペースを優しく取り戻す過ごし方です。

 

緑や自然に囲まれた静謐な空間で、お気に入りの本を片手にゆったりと香ばしいお茶を味わったり、土の風合いが残る渋いうつわに美しく盛り付けられた季節のお料理や、繊細な和菓子を舌鼓でおいしくいただいたり。そして何より、日常のデスクワークでカチコチに凝り固まった身体を名湯の温かなお湯に深く沈め、じっくりとほぐしていく時間は、まさに至福のひとときです。

 

「すぐそこに帰れる日常」がありつつも、普段とは違う風や景色に包まれながら、心と身体のメンテナンスを静かに行うこと。刺激で心を満たすのではなく、安心感のある余白で心を潤す国内旅行こそが、私にとっての最高のご褒美旅だなと感じています。

 

皆さんがもし今、旅に出るとしたら、「国内」と「海外」、どちらの旅を選びますか?

旅に出るなら国内or海外

 

 

 

 

 

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