こんにちは!いつもブログを開いてくださり、ありがとうございます。
一日の大半を自宅のデスクで過ごし、静かに言葉を紡ぐ在宅ワークの毎日。ワンルームの限られた空間だからこそ、お部屋に置くものはできるだけ厳選し、アースカラーやダークトーンの家具でシンプルに整えることを心がけています。すっきりとした空間は、日々の執筆の集中力を高めてくれる大切な土台です。
けれど、そんな「持たない暮らし」を意識していても、自分の「好き」という感情にはどうしても抗えず、気づけば部屋の中で静かに存在感を放っているものがあります。
今回は、私の小さな部屋でちょっとだけ場所をとりつつも、どうしても手放せない愛おしい同居人たちについてお話しします。
ページをめくる贅沢。増え続ける「紙の本」
ひとつ目は、私の毎日の暮らしに欠かせない「紙の本」です。
仕事の合間の休憩時間や、一日の終わりの夜のひとときに、ミステリーやファンタジーの物語の世界にどっぷりと浸る時間は、私にとって何よりの特効薬。カチコチに固まった頭を優しく解きほぐし、心地よい余白を届けてくれます。
最近は電子書籍もとても便利で、端末ひとつに何百冊も収まるスマートさには何度も助けられています。けれど、やはりお気に入りの作品ほど、あの紙の独特な匂いや、ページをめくるときの指先の手触り、そして本棚に並んだときの背表紙の佇まいを愛でたくなるのです。
その結果、ワンルームの小さな本棚はいつでも満杯。入り切らない文庫本や単行本が、デスクの片隅やチェストの上に静かに積み重なっていくこともしばしばです。「いつか壁一面の書庫を作りたいな」という未来の地図を心の中で広げつつ、今は限られたスペースと相談しながら、テトリスのように美しく本を収める小さな工夫を楽しんでいます。
ふと目が合って、心が緩む「ぬいぐるみ」
そしてもうひとつ、大人の暮らしの中で意外と場所をとってしまっているのが「ぬいぐるみ」たちです。
昔から動物モチーフのものや、大好きな世界観のキャラクターに目がなく、お散歩の途中や旅先でふと目が合ってしまうと、お家に連れて帰らずにはいられなくなります。
大きなクッションほどのサイズのものから、棚の隙間にちょこんと収まるサイズのものまで、彼らはベッドの片隅や仕事机の視界に入る場所に静かに佇んでいます。お気に入りの渋いうつわでお茶を淹れているときや、ふとパソコンの画面から目を離したときに彼らと目が合うと、張り詰めていた心がぽんわりと丸くなるのを感じます。
ただ、可愛いからといってどんどん仲間を増やしていくと、あっという間に部屋のすっきりとしたトーンが埋もれてしまうのが悩みどころ。そのため、新しい子を迎えるときは「本当に今の私の暮らしに馴染んでくれるかな」とじっくり耳を傾け、お部屋の定位置をしっかり決めてからお迎えするようにしています。
部屋の広さや収納の限界を考えれば、これらは真っ先に引き算の対象になるものかもしれません。けれど、効率性やスマートさだけでは測れない「心の栄養」が、あの紙の重みや、柔らかなぬいぐるみの手触りには確かに詰まっている気がします。
無理にミニマリストを目指すのではなく、自分の「心地いい」のバランスを取りながら、大好きなものたちと静かに共生していく。そんな不器用な暮らしの愛おしさが、私に毎日を穏やかに進むための小さなパワーをくれています。
皆さんの暮らしの中に、場所をとってしまうけれど「これだけは譲れない」という愛おしいものはありますか?
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