『舌苔をきれいにする漢方』
著者:乾康彦


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舌苔と病気・不調の関係の本。

「舌苔」から考えた「からだのゴミ」出し、がテーマだそう。

漢方において、舌の状態は体の中の状態を反映しています。舌診ってのがあるくらい。
体のゴミ。体からのサイン。
体の中にゴミが溜まる。

舌の状態はそれを反映して、糖分脂肪分などのゴミが体の中に溜まれば舌苔も厚くなり、更に溜まると黄色の舌苔。

体のゴミが肌に出ればニキビやアトピー、血液に溜まれば高血圧や糖尿病。


体臭・口臭・便臭はただのエチケット上での問題ではなく様々な疾患への助走と考えて身体のなかの根本から改善することが本当の健康長寿への王道。


めまい、生理痛、にきび、アトピー、生活習慣病、などにどう関わってくるのか。
また、同じ疾患でも舌を見てどう原因が違うとわかるか、どういう原因でどういう漢方、と進んで行く。



◆◇◆


ううーん。
舌苔の大切さとか、体の指標としての有用性、同じ疾患でも色々な原因があるというのはわかりやすく書いてあるのだけれど。

今ひとつターゲットが絞られていない感じ。

中医学齧ってる人には言葉が平易でかえって曖昧だし、
だからって初心者には補腎薬とか中医学ではこう言うよとか難しい単語を敢えて出さないで話進めていいと思うし。

漢方って東洋医学とそもそも定義が違うから、初心者にもわかりやすく説明っていうのが難しいのだけれど。



「どの疾患のどの状態には、どの漢方が有効、どの生薬が入っている漢方が有効」
というのも、考え方は伝わるんだけれども、
市販でセルフメディケーションを前提としてやるのか、漢方薬局ならこんなのあるよできるよってPR的位置付けなのか、有資格者向けにこんな選び方するよ、なのか。



図とか写真とか、あったらもう少しイメージしながら読みやすいのかなと。


あと、電子書籍で読んだの初めてだったので、私が不慣れなのもあったかもしれないが読みづらい箇所も多い。
誤字脱字が多かったり主語述語が対応してなくてちぐはぐだったり…

全体的にちょっともったいないな。



舌苔が体の指標になってるとか、舌苔の重要性とかそう言った面は知ってもらいたいし、同じ疾患でも違うことが原因のことも多々あるというのはわかると思う。

現代の飽食の中で舌を指標にしていって、体にゴミを溜めないようにすることは大切だな。