29.●代打・松山に決勝3ランを許す(5/4) | もも九のブログ

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広島 4-1 DeNA

 

DeNAは2回表、大和の犠飛で先制に成功する。しかし相手先発・森下を前に追加点を奪えなかった。投げては、先発・ケイが3回までに6安打を浴びる苦しい投球。それでも粘り強く得点は許さず、5回、6回は三者凡退に打ち取った。7回はDeNA打線がようやくチーム初ヒットを記録。2死から好機をつくるも、得点には至らなかった。その裏、ケイが1死満塁のピンチを迎えたところで投手交代。2番手・徳山をマウンドに送った。徳山は併殺崩れの間に同点を許すと、続く代打・松山には痛恨の3ランを被弾。その後は両軍ともに無安打無失点で試合を終えた。なお、松山は4番・堂林の代打だった。

 

■牧

同点とされた場面は、打った瞬間に4-6-3の併殺を取れると思った。しかし牧が待って捕った上に力ない送球。直後に3ランまで飛び出しただけに、もったいないプレーだった。

 

■大和

犠飛に加え、チーム2安打のうちの1安打を記録。スタメン起用に応えた。

 

■采配

初回からピンチ続きだった先発。ケイを7回も続投させたのには驚いた。球数もすでに94球だったし、球数以上の疲れがあったはずだ。広島は8番からの攻撃だったが、9番・森下、2番・菊池、3番・野間がこの試合でケイから2安打していたことからもハイリスク。結果として森下の3安打目から連打を許し、菊池には四球を与えて満塁とされた。

2番手・徳山は以前の登板で満塁のピンチからマウンドに上がり、思うような投球をできなかったのは記憶に新しい。野間に対しての投球を責めることはできない。あれは併殺打でチェンジとしてほしかっただろう。とはいえ、続いたピンチはなんとか流れを断ち切ってほしかった。徳山に成長してもらいたいポイントだが、首脳陣の選択の方が反省すべきだろう。

今季一軍デビューを果たした徳山は、相変わらず防御率こそ良いがイニング途中からの登板では苦しみ続けている。徳山の前回登板は大敗したゲームだった。筆者はこの試合で森唯が満塁のピンチをつくった場面で徳山を起用すべきだったと指摘した。すでに点差が開いている試合なら結果が良くなくてもダメージは少ないし、抑えれば自信になる。若手投手を成長させる起用をしてこなかった結果の1つと感じた。また、徳山は極端に奪三振率が低い投手。併殺打を狙える投手という見方もできるが、三振を取れるピッチャーを投入する方が無難だったようにも思う。