京都の人は、男性でも「怖い、怖い」と言います。
方言というか、慣習というか、口癖のようなものです。
昔、公家が、よく口にした言葉です。
今までこんな言葉を使ったことがなかった私には、この言葉にビックリしました。
男のくせに、なんてひ弱な言葉を使うんだろう。
男の風上にも置けないなんて……
ミロスを知った今、解ります。
怖い、怖いと言っていたのは、実は、私でした。
本人は、怖いということを隠していて、強ぶっていたということでした。
本当は、怖いから、強そうにしていただけでした。