今日のドトールの珈琲のお供は、

遠藤かたる著「推しの殺人」

 

『このミステリーがすごい』大賞受賞作。

テレビドラマ化されたので、読んでみた。

私はほとんどの場合、見るよりも読むが先である。

 

※※※

1999年に発生した殺人事件が26年後に解決した。

犯人は、高校時代に好きだった同級生の妻を、卒業して25年後に殺害した。

 

私がこの事件で驚いたのは、次の2点である。

*高校生のときの恋愛感情が25年経過しても衰えていなかったこと。

*(推測だけど)恋愛感情からの嫉妬心が殺人まで引き起こしたこと。

 

恋の情熱ってすごいと思う。

どこからそんなパワーが生まれるのだろうか。

 

世の中には、好きな人のために、

数百万円から億単位のお金を貢ぐ人がいる。

 

そこまで異性を好きになれるのは、なんで?

 

恋の情熱は、結婚へと盲目的に猪突猛進させるためにあるのかもしれない。

だって冷静に考えれば、結婚なんていいことよりも苦労することのほうが多い。

 

私は恋愛感情なんて、はかないものと思っている。

熱烈に愛し愛されて結婚した夫婦でも、

数年間一緒に暮らせば、恋愛感情など雲散霧消している。

 

そして、世の中の3分の1の夫婦は離婚する。

婚姻生活を維持している3分の2は、

子供を育てる義務感か、

片方が稼ぎ、片方が家事・育児をする分担制が確立しているか、

単なる惰性でしょう。

 

殺人というかたちで恋愛感情を昇華させた犯人、

そんなことしないで、

いい思い出のまま、人生を過ごしていればよかったのに。

恋愛感情が麻薬のようになり、錯誤を産んだのかもしれない。

 

皆さんは、冷静な判断を失わせるような恋愛をしたことがありますか?