今日のドトールの珈琲のお供は、
千原茜著「魚神」
著者のデビュー作であり、小説すばる新人賞の受賞作である。
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私は数年前に、めでたく前期高齢者になった。
まぎれもなく、老人・年寄・爺・死にぞこない・翁・老いぼれ…である。
老人は暇を持て余している。
で、なにをするのかというと、老人向けの暇つぶしお遊戯がいろいろとある。
A. ゲートボール
これこそ老人の代表的お遊戯でしょう。
やだやだ絶対やりたくない。
老人たちがわいわいと群れて、よろよろと杖を振り回す。
いかにも「The 老人の遊び」という感じで惨めな気持ちになる。
ゲートボールを勧められたら、老人のくせに「年より扱いするな」と言ってしまいそう。
B. 大型客船・クルーズ船の旅
日がな一日、海をのんびりと眺めて過ごす。
ゆったりとした時間が流れる…
やだやだ絶対に暇を持て余して、気が狂いそうになる。
恐らく船内には、映画館とかの娯楽施設はあると思う。
でもそんなの、陸上でいくらでも見られる。
私は移動に時間がかかるのが、何よりイヤである。
C. 山登り・ハイキング
駅のコンコースで、リュックを背負った老人の集団を見かけることがある。
自然の散策は楽しいと思う。
やだやだ、それはせいぜい30分が限度である。
すぐに疲れて帰りたくなる。移動に時間がかかるのは絶対にイヤ。
その点、繁華街の散歩は楽しい。
散歩の終わりには、ドトールの熱いコーヒーが待っている。
D. 囲碁・将棋・麻雀
これはいいと思う。どれも小学生の頃からやっている。
でも残念ながら一人ではできない。
惨めなことには、私は友達が一人もいないのだ。
コンピュータを相手にしたり、オンラインではやる気が起きない。
碁会所はハードルが高い。
E. カラオケ
これまた友達がいないので、ひとりカラオケとなる。
でも小心者なんで、ひとりでカラオケボックスに入れない。
入れたとしても、ひとりで歌うのは何とも惨めに感じてしまう。
結局私は、ドトールで読書しかないように思う。
老人である自覚が足りないのである。
でも、それでいいやと思う。
皆さんは、AからEの中で、老後にやってみたいことはありますか?